堺自然観察会
堺自然観察会<ゆっくるっく>・・・・・
本会は、堺・鉢ヶ峯をコアにその周辺の里山を主なフィールドとして、植物を中心にした観察会や調査を行っています。
また地域の自然保護・保全に関する提言や講座・観察会・調査の受託、関連グループとのイベントなども行い、身近な自然を守る活動を続けています。
1992年9月に平野弘二先生(元近畿植物同好会会長)を講師として、身近なフィールドで植物観察を始めました。
四季の移り変わる里山の植物を「ゆっくり見ましょう」と愛称を「ゆっくるっく」と名付け、一般参加の初心者からベテランの会員まで丁寧な観察を心がけています。
1999年からは会員が互いにガイド役を務める自主観察会「楽しいウィークデイ里山散策」を始め学びの輪を広げ、また2009年から環境省の「モニタリング1000里地調査」(植物相部門)にも参加しています。
鉢ヶ峯の里山・・・・・
私たちが鉢ヶ峯と称している堺市の南部丘陵は、市内では最も豊かな自然環境が残され、『堺市緑の基本計画』でもその多様な自然環境と生き物の保全を図るとされている地域です。その一角には堺市が造った「堺自然ふれあいの森」や体験農業施設「ハーベストの丘」があります。
農家の高齢化で耕作放棄の田畑が増え山林の荒廃が進んでいるとは言え、まだまだ田んぼの畦からアカガエルが飛び出し、初夏の小川にはホタルが飛び交い、ゆっくり歩く山道では四季の草花が微笑みかけ、木立ちの中からは小鳥たちの囀りが聞こえてきます。
ウィークデー里山散策 第3水曜 小雨決行
*コースを決め、植物観察を樹木調査もかねて行います
◆なお、最近の行事予定については、「自然保護イベント」をチェックしてください。