タンポポ調査
タンポポ調査西日本2025を実施します。
2010年から実施している「タンポポ調査西日本」は2024年~2025年にも実施します。
タンポポ調査西日本のページは、こちら
タンポポ調査・大阪2025に参加してみませんか?
大阪では、1975年から5年ごとにタンポポ調査を行い、今回は第1回調査から50年目となります。日本在来のタンポポ以外に外来種のタンポポが増えていることをご存じの方が多いと思いますが、あなたの身近な環境でどちらの種類のタンポポが多いかを調べる調査で、だれでも参加できます。
この調査は2年間かけて行い、それらの結果を集約して分布地図を作成します。まず、2024年3~5月に調査を呼びかけています。この結果を集約して中間報告を行い、十分調査できなかった地域を2025年春に調査して、大阪府全域のタンポポの分布について明らかにしたいと考えています。みなさまがおすまいの地域でタンポポを探して、調査結果を用紙に記入して送ってください。
調査説明会を開催します。
タンポポを調べて自然環境の変遷を知ることができる「タンポポ調査」のやり方や、これまでのタンポポ調査でわかったことを詳しく説明する「調査説明会」を以下のように開催します。調査に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
室内説明会
2024年3月2日(土) 午後1時半~4時、於大阪市立自然史博物館・集会室
⇒ 詳細はこちらをご覧ください。申込は不要です。初めて参加される方にもわかりやすく説明します。
現地説明会
2024年3月17日(日)午前10時~12時半、近鉄南大阪線「道明寺駅」集合、在来種も多く残る世界遺産の古市古墳群を歴史も学びながら散策します。
⇒ 申込(先着順30名を募集中)が必要です。詳細はこちらをご覧ください。
調査はどのようにすればいいのですか?
タンポポの花を見つけたら、調査用紙に見つけた場所の住所などの必要な事項を記入して、採取した花をティッシュペーパーに包んで、あればタネもいっしょに大阪自然環境保全協会まで送っていただくというものです。種類については、送っていただいた花をもとに専門家が確認しますので、ご安心ください。
●調査用紙の送付先
〒530-0041 大阪市北区天神橋1-9-13 ハイム天神橋202 大阪自然環境保全協会「タンポポ調査委員会」あて
●調査の説明文と調査用紙
以下のサイトから、ダウンロードすることができます。
・タンポポ調査西日本2025調査チラシ(A3判両面)
・タンポポ調査西日本2025調査チラシ(外面,調査の呼びかけと調査用紙)
・タンポポ調査西日本2025調査チラシ(内面,調査方法の説明)
・タンポポ調査西日本2025調査用紙(A4判,調査結果を記入)
これまでのタンポポ調査で、どのようなことがわかりましたか?
大阪では1975年の調査開始以来、最初は30%ほどだった外来種のタンポポが、開発の進行とともに、急激に増加し、2005年には70%に達しました。そのうえ、外来種と在来種も増加してきました。しかし、その後は外来種や雑種の割合は減少に転じ、2020年調査では外来種は589%になっており、各地で自然が安定して在来種が復活しています。
このように、タンポポ調査は大阪自然環境保全協会が主体になって続けている地道な市民調査で、長年のデータの蓄積があり、それによって大阪の環境変化を知ることができる重要な調査です。市民のみなさんが調査を続けていただくことで、多くのことが分かってきます。今回もぜひご協力下さい。
タンポポ調査大阪2020の結果はこちらをご覧ください。
タンポポ調査大阪事務局スタッフ募集中
タンポポ調査・大阪実行委員会では調査した皆さんから保全協会事務所に送られてきた調査用紙について、次のような確認作業を行っています。ご協力いただける方は 下記の連絡先へご連絡ください。
1.4~6月に保全協会事務所で調査用紙の確認作業を実施。多くは平日の昼間。
2.送られてきた封筒を開封し、調査用紙の整理番号を打ち、花やタネの添付を確認。
3.記載事項を確認し、花や種を確認し、花から花粉を採取して顕微鏡で観察、種名が正しいかを確認。
4.緯度経度が記載されていない場合は、住所や地図から緯度経度を調べる。
5.確認作業が終了したら、パソコンでエクセルシートにデータを入力する。
タンポポ調査大阪2025に関する連絡先
公益社団法人 大阪自然環境保全協会内「タンポポ調査・大阪府実行委員会」
連絡先:tampopo@nature.or.jp (担当:木村 進)
〒530-0041 大阪市北区天神橋1-9-13 ハイム天神橋202
TEL:06-6242-8720(平日の月水金)、FAX:06-6881-8103)
過去のタンポポ調査
タンポポ調査・西日本2015 調査報告書はこちら(PDF10MB)