おおさかの生きもの みんなで発見MAP!昆虫その他
おおさかの生きもの みんなで発見MAP! 昆虫その他
昆虫、ってどのくらい知っていますか?
チョウやガ、トンボ、バッタ、セミ、ホタル・・・、甲虫類を思い描けば、カブトムシやクワガタ、テントウムシやカメムシ・・・・。
特別に昆虫が好き、というわけではなくても、簡単に昆虫の名前の10コや20コは思い出すのではありませんか?
私たちの生活のなかで、昆虫は身近な存在といえます。とりわけ、子どもたちにとっては、友だちみたいな存在。
夏休み、朝早くから、虫取りあみをもって走り回っている子どもたち。楽しそうで、平和な情景ですね。
いくら捕っても問題ないくらい、たくさんのセミやバッタやカブトムシやクワガタがいる自然環境、それが理想です。
大阪にも、そんな自然環境を、未来の子どもたちにも残しておいてあげたいですね。
26. アサギマダラ (photo by 加賀 まゆみ)
海や国境を越えて、渡りをするチョウです。
27. カブトムシ (photo by 田丸 八郎)
幼虫は腐葉土の中で過ごします。成虫はクヌギなどの樹液が好物。夏の夜、樹液に集まってきます。
28. クマゼミ (photo by 加賀 まゆみ)
市街地に多いクマゼミは、もともと南方系のセミでした。生息域を広げ、最近は関東地方にも進出。鳴き声が激しく、騒音扱いされています。
29. ヒメボタル (photo 塩田 敏治)
水辺の竹やぶにすんでいます。チカッチカッと、早い点滅をする小さなホタルです。
30. トノサマバッタ (photo by 河合 正人)
河川敷や草原にすむ、大型のバッタで、飛翔力抜群。遠くまで一気に飛びます。
31. ミヤマアカネ (photo by 横田 靖 )
7月から11月ごろ、湿地や小川近くで飛び回っています。
32. オオケマイマイ (photo by 横田 靖 )
渓流沿いの岩の割れ目などにすんでいます。からに毛が生えている、という変わった様子のかたつむりです。
33. ヤマトタマムシ (photo by 高橋 恵之
昔はこの光沢あるはねで、家具や工芸品の飾りをつくったほど、美しい金属的な光沢のはねをもつ昆虫です。真夏、神社などのエノキやケヤキの大木まわりで飛んでいます。
34. オオミズアオ (photo by 横田 靖)
青緑白色の大きな美しいガです。鮮やかなきみどり色の幼虫は、緑色の美しい繭をつくりさなぎになります。
自然観察会をしていると、子どもたちは、平気でダンゴムシをあつめ、バッタを捕まえ、挟まれそうになってもカミキリムシをつかもうとします。
でも、そんなこどもたちを遠巻きに、「虫は怖くて触れない」っていうお母さんが多くなってきています。
「虫」を排除した清潔な都市生活環境で育った若いお父さんお母さんには、土の中からカブトムシの幼虫を掘り出して遊ぶような体験をあまりしていないのでしょうか。
自然観察会に参加して、ぜひ、虫と遊べる子どもの心を取り戻しましょう。