おおさかの生きもの みんなで発見MAP!植物
おおさかの生きもの みんなで発見MAP! 植物
私たちの身の回りにはたくさんの植物があります。
35. ツブラジイ(コジイ)(photo by 加賀 まゆみ)
冬にも葉をおとさない常緑樹で、社寺林などに多いシイです。葉の裏には金色の細かな毛があります。実は丸くて小さいドングリの仲間で、食べられます。シイの仲間に、もっと長く大きい実をつけるスダジイがあります
36. コナラ (photo by 加賀 まゆみ)
ドングリのなる落葉樹です。樹皮がダイナミックな縦縞もようなので、すぐわかります大きな丸いドングリのなるクヌギも、同じブナ科コナラ属の落葉樹です。
37. ヤマハゼ (photo by 加賀 まゆみ )
秋一番に美しい紅葉となる木ですが、ウルシ科で、樹液に触るとかぶれる人もいます。単に落ち葉も拾わないようにしましょう。幹から放射状に鳥の羽のような葉を伸ばしています。
38. コバノミツバツツジ (photo by 加賀 まゆみ )
春先、葉を出す前に、薄桃色の花をぱっと咲かせます。まだ緑が少ない林を明るくするようなツツジです。
39. カンサイタンポポ (photo by 加賀 まゆみ)
太陽の照っている間だけ花を開き、どことなく風情のある在来のタンポポです。大阪ではセイヨウタンポポが多くなりましたが、里山地区にはまだカンサイタンポポが花を咲かせています。
40. ヨシ (photo by 畠 佐代子)
河川敷の生態系をつくる植物「葦」です。昔から人はいろいろなものに、葦を利用してきました。淀川鵜殿のヨシは、雅楽の篳篥(ひちりき)の部品の材料として、大変貴重です。
41. ヤブコウジ (photo by 加賀 まゆみ )
冬に赤い実をつける常緑低木です。小さいので、千両、万両などと比較され、「十両」と呼ばれています。
42. ササユリ (photo by 古川 末広 )
6月頃、特有の大変良い香りを放って咲いています。大型のユリで、姿も美しいことから、山で存在がすぐわかり、咲くと捕られてしまうことも多く、各地で保護増殖されています。箕面市や泉佐野市が「市の花」としています。
43. ホタルブクロ (photo by 武田 義明)
44. リンドウ (photo by 西村 寿雄 )
秋に、水田や池のふちで咲きます。残念ながら、大阪では絶滅危惧Ⅱ種となってしまいました。リンドウの生育できる環境が減ったことや、一部愛好家や業者による盗掘も一因です。
45. ウメノキゴケ (photo by 加賀 まゆみ)
ウメやサクラの樹皮につく地衣類です。空気のきれいなところに多く見られるので、大気汚染のバロメーターと言われています。
46. ハマボウフウ (photo by 田中 広樹)
砂浜で初夏に咲く多年草です。昔から山菜として、民間処方薬・漢方薬の材料として、重宝がられましたが、近年砂浜の減少とともに、大変数が減ってきています。
47. ギンリョウソウ (photo by 高橋 恵之)
梅雨時にでてくる、葉緑素をもたない腐生植物。きのこのように思われたのか、別名「ユウレイタケ」 秋にでてくる「ギンリョウソウモドキ」は、「アキノギンリョウソウ」ともいわれます。