里山指標生物調査

里山調査マニュアルを使って身近な里山の自然度を診断しよう

    ネイチャーおおさかでは、各地域の里山の自然度を診断する「里山指標生物調査」を、2014年度から3年間の予定で本格実施します。

    この実施にあたり、調査対象の100種の動植物の見分け方のポイントなどをまとめた「里山指標生物調査マニュアル」(A3判両面カラー印刷)の作成を進めてきましたが、このほど完成し「都市と自然」2013年12月号に一部ずつ同封しました。マニュアルに掲載した写真は会員の皆様に提供いただいたもので、ご協力に感謝申し上げます。

    皆様の活動の場である里山の現状を再認識するためにも、この調査へのご参加をお願いします。調査の概要は下記の通りで、調査用紙はダウンロードしてお使いください。

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    調査目的

    大阪には、北摂から泉南にいたる地域に、平野部~山間部にかけて、人為の加わり方も様々なタイプの里山があり、それぞれに多様な生物が見られます。

    保全協会では里山を守る様々な活動を行っていますが、それらの里山の生物も変化しており、その現状を里山の様々な自然環境の指標となる生物を調査することで明らかにして、各地域の里山の自然度を診断することを目的としています。

    また、これらの調査結果を解析することで、今後の里山保全の活動の指針が得られるものと期待しています。

    調査の方法

    1. 調査期間:2013年12月~2016年11月(3年間)、このうちの特定の1年間のみを調査してもよいし、3年間継続してもよい。
    2. 調査対象生物:別紙調査用紙に掲載した動物40種と植物60種の計100種。ただし、種名の判断に自信がない場合は、例えば「植物のみ」・「昆虫・鳥類以外」等のように、一部の生物のみを対象としてもよい。これらの対象種は、様々な生息環境や自然度を考慮し、絶滅危惧種や学術上貴重な種よりも環境を代表する種や親しみやすい種を重視して選定。調査対象生物については、里山指標生物調査マニュアルを参照ください。
    3. 調査対象地域:里山として様々な環境を含み、一定の地域的なまとまりがある場所。面積は指定しないが、半日歩き回って調査できる程度の広さと考えてください。また、調査地域は調査用紙に地名を書くだけではわかりにくので、地図を添付するようにしてください。
    4. 調査回数:個人参加の場合は、1回のみでもよいが、可能な場合は季節を変えて4回継続実施することが望ましい。協会の観察会グループや里山保全グループには、ぜひ継続調査をお願いしたい。例えば冬(12~2月)・春(3~5月)・夏(6~8月)・秋(9~11月)にそれぞれ1回ずつ調査を実施。

    調査結果の記録・報告

    調査用紙にあげられた動植物のうち、調査日に見つけた種のチェック欄に○をつける。また、調査日以外で、前回の調査以降に調査地域で確認できた種には+を記入してください。

    調査用紙は以下からダウンロードできます。また、「里山指標生物調査マニュアル」の入手をご希望の方は、A4判の用紙が入る封筒に140円切手を貼って送り先を書いた返信用封筒を同封して、下記までお送り下さい。

    調査結果は、下記まで郵送またはメールでお送りください。

    <送付先>

    〒530-0041 大阪市北区天神橋1-9-13 ハイム天神橋202
    ネイチャーおおさか・里山指標生物調査係 宛
    メールアドレス hogobu★nature.or.jp (★を半角@に変換してください)

    ダウンロードはこちら 

    調査用紙(EXCELファイル)

    調査用紙(PDFファイル)

    里山指標生物調査マニュアル(PDFファイル)

    調査用紙

    調査マニュアル





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