タンポポ調査・近畿2005予備調査実施要項(第1版) |
5.2004年予備調査について |
I.予備調査への参加の呼びかけと参加方法 この調査は広く市民に呼びかけており、だれでも参加していただけます。その際、次の2つの方法で参加を呼びかけるとともに、調査結果の集約を円滑に行うため、それぞれの場合について、次のような方法でご協力をお願い致します。 今回の調査では、後述するように雑種タンポポに関するデータも収集するために、頭花の乾燥標本の添付をお願いし、標本が無いものは有効データとして扱いませんので、必ず標本を同封してください。 A.一般市民の個人参加者 折れば封筒が作れるような調査用紙を作成して配布します。 身近な場所でタンポポの花を探してその頭花を採取し、種類を調べ、調査用紙に必要事項を記入し、採取した頭花を乾燥させた状態で紙の小袋に入れて同封の上、各府県単位の実行委員会事務局へ持参するか、切手を貼って送付してください(頭花は腐りますので、ビニル袋には入れないでください)。 なお、頭花を採取したものと同じ株に、綿毛のついた果実(痩果)ができておれば、それも採取して調査用紙の所定の場所へ貼付してください。 調査委員会のホームページにアクセスすると、調査地点のメッシュ番号を確認できますので、できるだけメッシュ番号を記入して下さい。 その後、各府県の集約担当者が、送られてきた乾燥標本によって調査用紙の記載を確認し、同定に誤りがあれば訂正します。そして、調査用紙のデータをパソコンで入力して、府県単位でメッシュ別のデータを集計し、その結果を近畿2府5県で集約して、解析を行います。 B.市民団体や学校団体での参加者(個人参加者でも大量のデータを収集した場合) 各団体ごとに調査参加者を募集し、参加者はメッシュ地図 (コピー) と必要な枚数の調査用紙を受け取り、メッシュ地図を見ながら調査用紙に調査地点のメッシュ番号を記入する。この場合も、タンポポの頭花と果実を添付して、封筒に入れて、各団体の代表者が集約 (どこまでまとめるかは今後検討) して、各府県単位の実行委員会事務局へ持参するか、送付する。 その後、この場合もAと同様に、府県別データに加算して、全体の集計に加える。 II.調査方法
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