タンポポ2005_2004予備調査実施要領 表紙

タンポポ調査・近畿2005予備調査実施要項(第1版)
(2004年4月1日〜5月31日実施)



4.タンポポ調査・近畿2005実行委員会

 2003年3月に 「タンポポ調査・近畿2005」 の第1回準備会を開き、その後、予備調査の方法について検討する小委員会や準備会を重ね、近畿2府5県のこれまでタンポポ調査を経験してきた個人、団体に声をかけながら、準備を行ってきました。
 2003年12月21日には実行委員会を結成し、各府県別に調査組織を作って、2004年の4・5月に予備調査を行うことを正式決定しました。そして予備調査の結果を集約しながら本調査の準備を行い、2005年春に近畿圏全域での本調査を実施する予定です。

 なお、基本的には調査の実行委員会を府県ごとに作り、各府県のタンポポ調査を同時に行う形にして、集まったデータを整理し、全体をまとめていく予定です。
 府県ごとの調査組織や全体の実行委員会と関係などについては、現実的な体制を作りながら調査を実行していきたいと考えています。
 タンポポ調査の意義をご理解いただき、ぜひとも多くの組織・団体がこの調査に参加していただくことを呼びかけます。調査の組織体制は下図のようになります。



*2004年1月現在における実行委員予定者(太字は各府県事務局)
<大阪府> 伊東明・名波哲(大阪市立大学理学部)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)、 河合正人(NACS-J大阪)、酒井和子・宮田修・木村進・高畠耕一郎・佐藤治雄・常俊容子・米道綱夫(大阪自然環境保全協会)
<兵庫県> 鈴木武・八木剛(兵庫県立人と自然博物館)、武田義明(兵庫県生物学会)
<京都府> 伴浩治(京都生物教育研究会)、宮崎俊一(乙訓の自然を守る会)、千葉尚二
<奈良県> 佐藤陽香・田代貢(奈良自然観察会)
<滋賀県> 布谷知夫(滋賀県立琵琶湖博物館)
<和歌山県> 高須英樹(和歌山大学教育学部)、内藤麻子(和歌山県立自然博物館)
<三重県> 佐野順子(三重自然誌の会)、木原寿代(三重県自然観察指導員連絡会)


*府県別の調査参加団体(現在、呼びかけ中も含む)
<大阪府> 大阪自然環境保全協会・大阪市立自然史博物館(友の会)・大阪府高等学校生物 教育研究会・大阪自然観察会(NACS-J)・大阪市立大学理学部・その他
<兵庫県> 県立人と自然の博物館・兵庫県生物学会(7支部)・その他
<京都府> 京都府生物教育会・乙訓の自然を守る会・その他
<奈良県> 奈良自然観察会(NACS-J)・奈良生物教育会、その他
<滋賀県> 琵琶湖博物館・フィールドレポーター、滋賀県生き物調査委員会・滋賀県自然観察指導者協議会・滋賀県植物同好会・理科教育研究会・総合教育センター・その他
<和歌山県> 和歌山県立自然博物館・和歌山大学教育学部・南紀生物・県生物同好会・その他
<三重県> 三重自然誌の会・自然観察指導員連絡会(NACS−J)、その他 12 団体



実施要項・目次
タンポポ調査・近畿2005 実行委員会 これがタンポポだ!(似た種類との識別法)
1.はじめに―「タンポポ調査・近畿2005」に向けて タンポポの種類分け(在来種と外来種の見分け方)
2.「タンポポ調査・近畿2005」の目的 雑種タンポポについて
3.新たに生じた問題―雑種タンポポの発見とその増加 過去のタンポポ調査の結果例(1970年代の京阪神、堀田1977より)
4.タンポポ調査・近畿2005実行委員会 今後のスケジュール
5.2004年予備調査について トップページ