夢洲の未来の自然環境のために
初めてここを訪れた方へ For those visiting here for the first time
夢洲のいままでの活動内容を一気読み →「都市と自然」投稿記事一覧 (前回の掲載分まで全文読むことができます)
夢洲の生きもののことが知りたい → 夢洲の生きもの写真アルバムページ(2012年までの生き物調査での写真です。)
万博地区の環境アセスメントに対して → 私たちの環境影響評価準備書・生物多様性編 第2版
ENGLISH SITE(For those interested in the 2025 World Expo)
News! 11月19日更新
◆大阪自然史フェスティバル2024 (11月16日)大阪市立自然史博物館講堂にて
シンポジウム「みんなで守ろう 大阪湾岸の自然
~シギ・チドリの渡来地を取り戻そう~」
アーカイブ配信 → こちら(大阪市立自然史博物館YouTube) パンフレットダウンロード →PDF
◆シンポジウムにおいて、ネイチャーポジティブを基本においた行動指針
大阪湾岸に生物多様性豊かな干潟や湿地をとり戻すために
共同宣言(案)
を提案しました。これについては、こちらのページへ
◆11月5日 緊急学習会(オンライン)を開催いたしました!
意見交流会「大阪・関西万博アセス・
この報告はのちほど、こちらにアップしたします。
助言者:
・村山武彦さん(東京科学大学教授、環境アセスメント学会会長)
・吉田正人さん(筑波大学大学院名誉教授、
共催:大阪自然環境保全協会、SDGs万博市民アクション、
■趣旨:
大阪・
これを受けて、万博協会では、環境5団体(日本自然保護協会、
これらの事後対策が、
◆当協会会員でフランスから来日されていた研究者エミリー・ルトゥルゼイさんが、10月10日、フランスのTerrestresというオンライン雑誌に「鳥を失う」(Perdres des oiseaux)というタイトルで夢洲のこの問題と私たちの活動を長文レポートとして発表されました。非常に深く切り込んでいるレポートです。(記事はフランス語ですが、グーグル検索窓にURLを入れて日本語で、不十分ではありますが、読むことができます。)
なお、彼女は日本語に大変堪能で、斎藤幸平氏の「人新世の資本論」がフランスで出版された際、出版社の許可を得てその抜粋をこのオンライン雑誌に掲載しています。次回の都市と自然にも執筆していただく予定です。
◆当協会の夢洲生きもの調査グループは、「SDGs万博市民アクション」に参加しています。ここで、「自然再生・生物多様性」分科会で万博の環境アセスメントのロードマップの評価を行っています。こちらから、9月11日のオンライン学習会での当会のプレゼンテーション動画を見ることができます。
SDGs万博市民アクション → こちら
◆9月の調査をもちまして、港湾局に引率されての、夢洲・万博計画地内での生きもの調査は終了となりました。
大阪自然環境保全協会の独自調査が2022年9月に終了後、港湾局に交渉し、日本野鳥の会大阪支部と合同で、2023年5月より月一回、万博2区に残された湿地付近の調査をしてきました。
先月までの15か月間、月一回ほんの2時間弱の調査でしたが、71種の野鳥を確認、そのうち31種が絶滅を危惧されている種のリストに掲載されています。
「都市と自然」にも逐次報告いたしましたが、その中には全国で数か所しか確認されていないセイタカシギの営巣場所となっていて、シロチドリ、コチドリなども多くみられました。万博の巨大リングの南に位置するこの湿地は、万博開催時「つながりの海」というイベント会場にするため、もうすぐ海水投入をして、水深1.5mとなります。そのため、ここの湿地は失われ、これから大阪湾を通過するシギ・チドリたちは行き場を失うことになります。
今、その調査報告と記録写真をまとめておりますので、後日発表します。
◆今年3月25日、大阪市に要望書を提出。その後回答して欲しい点を追加で3月27日に提出いたしましたが、っ半年以上経過した現在(10月20日)、まだ返答をいただけていません。
通常は、1か月程度で回答が送られてくるはずですが、どうなっているのか、現在質問しています。
提出した要望署は、→こちら
以下は9月更新分ーーー
◆当団体が参加している団体で、9月11日、「ミラノ万博とパリオリンピックから学ぶ『SDGs万博の作り方』というオンライン学習会が開催されました。SDGs万博市民アクション → こちら
◆ 2024年7月30日(火)夜、緑の地球ネットワーク (gen-tree.org)で、「なんでも勉強会オンライン」講座に、当グループが講師として登壇した「大阪・夢洲は生物多様性のホットスポット夢洲の生きもの保全か
◆「都市と自然8・9月号」近況レポート「ありがとう!「みんなで守ろう!海わたる鳥」展」が掲載されています。
◆「都市と自然6・7月号」報告記事「夢洲の生きもの保全から大阪湾の生きもの保全・復元への流れを作って行こう」が掲載されています。
◆2024年6月1日から30日まで、大阪市立住之江図書館で夢洲ミニ写真展は終了しました。
テーマはコアジサシ・セイタカシギの子育てで、南港野鳥園ユーザーの方の、コアジサシのかわいいヒナの写真も展示しています。
◆夏原会長の論文が「日本の科学者」6月号に掲載されました。掲載論文をオープンアクセスにされていますので、こちらからPDFをダウンロードしてご覧ください。
◆2024年5月11日(土)より19日(日)まで、天王寺動物園内ZooMuseumにて、
展示イベント「WELCOM to 大阪湾~みんなで守ろう!海わたる鳥」を開催いたしました。
8日間で約3000名にご来場いただきました。ありがとうございました。
参加は、当夢洲調査グループのほか、野鳥の会大阪支部・NPO法人共生の森・NPO法人南港ウェットランドグループ・
あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館)・和歌山県立自然博物館など。
詳細や会場の写真は巡回写真展ページをご覧ください。 →イベントチラシのダウンロードはこちら
◆「都市と自然」4・5月号が発行されました。特集記事に、昨秋の自然史フェスティバルでのシンポジウム
「OSAKAベイアリアに命かがやく自然を取り戻すために」を掲載しています。渡辺綱男さん執筆の特別寄稿も掲載しています。
このシンポジウムのアーカイブは、YouTube大阪自然史博物館チャンネルで見ることができます。
◆3月21日より4月17日まで、大阪市立東住吉図書館にて、ミニ写真展「夢洲で見た貴重な渡り鳥」を展示。
◆2月20日より、和歌山県立自然博物館(海南市)にて、館企画として、写真展 「夢洲の生き物たちの記録」を開催。
内容は、岸和田・千里万博公園とおなじものですが、館がキャプションやしつらえをリニューアルし、とても見やすい展示でした。
4月7日まで。入館料必要。
アクセス・利用案内はこちらから→和歌山県立自然博物館 →企画展ページ
◆2月3日より3月末まで、大阪市立東淀川図書館にて、「夢洲の湿地に来る渡り鳥」のミニ写真展を開催。
◆「都市と自然」2・3月号が発行されました。そこに「夢洲-2023年秋・そして2024年へ」が掲載されています。
【お詫び】右ページ中覧下から2行目を以下のように訂正ください。(校正ミスで申し訳ありません)
「大阪市が環境拠点として埋め立てる計画」→「大阪市が観光拠点として埋め立てる計画」
◆「都市と自然」2・3月号の10ページ、「しぜんあなたの手帳」に、夢洲に来たソリハシセイタカシギの写真が大きく掲載されています。
この鳥は日本ではめったに見られない旅鳥で、なんと、夢洲に3羽も来ていました。
◆2月1日 オンラインで国際博覧会協会と、保全協会・野鳥の会大阪支部との、環境整備と自然保護方針の話し合い(第2回目)がありました。
第1回目の議事録は→こちら
なお、国際博覧会協会が先に公開している見解「持続可能な大阪・関西万博開催にむけた行動計画 (第2版)の検討事項について」
◆1月30日には、港湾局とともに夢洲の2区湿地付近に視察に行きました。ツクシガモとシロチドリが多数いました。
◆2024年1月17日、阿倍野図書館での写真展が終了しました。
昨年6月より、4つの写真展をしてきましたが、通算92日間、来館者数47,367名となりました。
来館者のみなさまが全員写真展をも見ていただいたわけではありませんが、そのうちの何割かの方は、
夢洲に豊かな生態系が生まれていたことを、ちょこっとだけでも知っていただけたのではないか、
とお礼申し上げます。
写真展は内容を少しずつ変えて、まだこれからも続きます。
もし、この施設でやってほしい、と言うところがございましたら、どうぞお知らせください。
→巡回写真展のページはこちら(今後の予定も記載しています)
◆2024年1月6日、夢洲IR予定地の環境アセスメントに対する意見の公述会が開かれ、当協会から2名が公述いたしました。
翌日1月7日の朝日新聞に公述会の記事が掲載されています。
◆WWFジャパンが、万博開催を通じたネイチャー・ポジティブへの貢献を考えるという記事を発表(12月15日付)しています。
当協会の調参データおよび写真を紹介されています。
◆11月27日、「セイタカソリハシシギ」3羽が夢洲のの現地調査で確認されました。
日本ではめったに見られないソリハシセイタカシギが夢洲にやって来ました。夢洲では初見です。
別名アボセットとも呼ばれるこのシギは白い体に黒い模様が入った可憐な姿の大型のシギで、バードウォッチャーに人気です。
大きく上に反り返ったくちばしを水や泥につけ左右に振りながら歩き、甲殻類やゴカイなどを上手に捕らえて食べます。
隣のハシビロガモの大きさと比較しても、かなり大きなシギだということがわかります。(下中の写真)
湿地の中にくちばしをつけて、何かを捕食している様子が見られました。(右下写真)
◆巡回写真展のページができました! 予定・報告・現場写真など掲載しています。
12月22日より、大阪市立阿倍野図書館でのミニ写真展を開催しています。
以下の写真は、万博記念公園会場のものです。
◆シンポジウム アーカイブ配信をご覧ください。
11月19日(日)10時~12時30分 自然史フェスティバルにて
シンポジウム「OSAKAベイエリアに、いのち輝く自然を取り戻すために」開催 →チラシPDF
講師:山西良平・夏原由博・渡邊綱男ほか
※当日は、IUCN/リチャードさんからのビデオレターの冒頭分の映像にトラブルがあり、申し訳ありませんでした。
アーカイブは、完全版ですので、ぜひご視聴ください。
なお、ビデオレター原文および和訳は、→こちら
◆新しいフォトアルバム「夢洲に湿地の復活を」ができました。
こちらからダウンロードできます →「夢洲に湿地を」PDF版ダウンロード
※印刷物・PDFでは、ツルシギの「ツ」が抜けてしまっています。ご容赦ください。
ーーー以下は12月11日付NEWSーーー
◆写真展「夢洲の生きものたちの記録」
万博記念公園自然観察学習館において開催していた写真展は終了しました。→チラシPDF
◆IRアセス準備書に各自意見をだしました。
同じ夢洲のIR地区の環境アセス準備書が公開され、意見募集されていましたので、
なお、このIR事業者の事前調査で、2020年5月、1000羽をこす数のコアジサシのコロニーが消滅した、と言う経緯があります。そこから、私たちの夢洲の活動が活発化しました。詳しい経緯は「都市と自然」をご覧ください。
→2020年10・11月号 報告 夢洲=コアジサシのヒナがいた!
→2020年8・9月号 報告 夢洲ーコアジサシを巡る二か月 その1 ・その2
◆2023年12月6日 大阪市会 都市経済委員会において、私たちの陳情書は継続審議となりました。
(12月6日から6日間、不採択とここに掲示していたのはこちらの聞き違いでした。ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありません。)
継続審議というのは、今の議員団が継続している間は、審議のテーブルに乗っている、と言うことです。
ここでの審議というのは、議員が関係行政に問いただす、という委員会での審議です。
◆11月22日、大阪市に陳情書を提出いたしました。
この陳情書は、監査請求棄却時の、「万博後は万博協会が自然を戻す」とした市長意見に対する欺瞞を指摘するもので、
万博協会が万博後自然を復活させたとしても、大阪市がその後再び都市計画でつぶすとしたら、
市長意見と矛盾するから、大阪市も市長意見を実行してほしい、という陳情です。
経緯については、「都市と自然」のアーカイブをご覧ください。
夢洲の生きものの保全ー住民監査請求後の大阪市等への対応ー(2023年2・3月号)
夢洲の生きもの保全~万博に向けてと万博後について(2023年10・11月号)
◆11月12日(日)13時~14時 天王寺動物園にて毎日新聞社主催イベント「天王寺動物園で学ぶSDzoo」にて
ZooMuseum内実験作業室内において、ワークショップと紙芝居「リトルターンの冒険」上演
◆令和5年度富山県立大学環境講演会 講師:夏原会長 11月9日(木)13:10~14:40
<今求められるネイチャーポジティブ社会>
◆(協力団体/AMネット・エコネット近畿主催)オンライン学習会 参加無料
11月10日 19時から20時30分<万博に市民がどう関わるか~東京オリ・パラに関わったNGO/NPOの事例から学ぶ~>
◆「都市と自然」の記事を2件掲載しました。
2023年10・11月号 報告 夢洲の生きもの保全~万博に向けてと万博後について
残したい大阪の自然(18)南港野鳥園の干潟と林・夢洲
◆10月29日(日)「ふれあいまつり」(奈良)平城小学校グラウンドにて、
当協会会員松永さんのオリジナル脚本による「リトルターンの冒険」上演
◆東洋経済オンライン記事「大阪万博会場・夢洲の「野鳥の楽園」が喪失危機」
に写真提供・取材協力いたしました。(2023.9.28)
◆アーカイブ・大阪自由大学動画チャンネルで、当協会夏原会長が、
「大阪・関西万博とIR予定地「夢洲の生物多様性を守るために」と題する講演をしています。
YouTubeで視聴できます。(2023.9.20)
◆写真展「夢洲の生きものたちの記録」 ◆(終了しました)
2023年9月9日(土)より10月1日まで 10時から17時
会場:きしわだ自然資料館1階ホール(入場無料)
共催:保全協会・きしわだ自然資料館
(終了しました) 同会場にて 9月23日13:30より15時頃
夏原会長のミュージアムトーク
「すごいぞ夢洲! 水鳥の楽園の過去と未来」 入場無料・予約不要
チラシ → ダウンロード
◆2023.8.15 夢洲の湿地埋立に国際機関が懸念を表明しています。
共同通信がバードライフインターナショナルのリチャード氏へのインタビューを行い、8/15に評論「湿地埋め立てに懸念」という記事が配信されました。
静岡新聞のオンラインサイトでほぼ全文読めます。
https://www.at-s.com/sp/news/article/national/1297784.html?lbl=861
◆2023.7.3 日本自然保護協会のプレスリリース
国際環境NGOから夢洲・大阪湾の保全・回復を要望する書簡が博覧会協会、大阪市に届けられる
◆2023.7.31 環境省の「令和の里海づくり」モデル事業に大阪府の事業が採用されたと発表されました。
「大阪・関西万博の会場が面する大阪湾奥部における生き物と触れ合える場の創出と利活用の推進」
https://www.env.go.jp/press/press_01940.html
◆都市と自然8・9月号に近況レポート「夢洲から風を」を掲載しました。
万博のレガシーには「夢洲に自然保護区を!」
今万博の準備が急ピッチで進む夢洲ですが、私たちは万博のレガシーには「夢洲に自然保護区を!」と主張し続けています。
1年前まで、夢洲には、シギ・チドリなどの渡り鳥がたくさんやってきていました。
浚渫土と一緒の取り込まれた海水や雨水によってつくられた湿地があったからです。
春がきて、雨が降れば、一斉に草原になっていく夢洲の自然回復力を、私たちは数年の調査で見てきました。
大阪湾にある人工島「夢洲」の自然の回復力を、地球再生の実験場として、
2021年のG7サミットで合意された、2030年のゴールまでに【生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標達成に向け、
世界及び自国の陸域・海域の少なくとも30%を保全・保護すること(30by30)】の象徴として、夢洲の自然を万博のレガシーにしませんか。
※「都市と自然」に夢洲レポートを連載しています。→目次一覧はこちら
※ 下の写真は、2019年12月撮影の夢洲です。土砂投入中の土地に雨水池ができて、カモが数千羽来ていました。
ENGLISH SITE(For those interested in the 2025 World Expo)
最近のNEWSは下の方へ→これまでの活動はこちら
当協会機関誌「都市と自然」への夢洲関係掲載記事全バックナンバー(2022年12・翌年1月号まで連載中)NEW!
活動履歴 ※過去のフォトアルバムはこちらからダウンロードできます。
行政への要望などのアクションだけをまとめたページを作りました。→こちら
夢洲生きもの調査・写真アルバム・動画 →別画面
調査の場所・方法等の説明はこちらでご覧いただけます。(一部制作中)
■夢洲の写真・動画をご利用したいマスメディア・他団体の方は・・・
ご提供できる形で用意しております。
用途・所属を明記の上、メールをください。 → yumeshima@nature.or.jp
■フォトアルバム最新版はこちらでダウンロードできます(最新版) →English version
行政に対する私たちのアクション→まとめページ NEW!
度重なる要望書提出→その回答を時系列でまとめてあります。
私たちのロードマップも公開しています。
NEWS!2023年7月6日付
◆2023.6.28 現在、大阪市立東淀川図書館のエントランスに、コアジサシを中心とした夢洲の生物多様性についての展示をしています。(終了しました)
東淀川図書館ケース展示「夢洲の鳥の写真展」
◆2023.6.9. WWFジャパンの2023.6/6のブログに、当協会と協働して行っている夢洲の活動の記事が掲載されました。
大阪関西万博で生物多様性のレガシーを(WWFジャパンのサイトにリンクしています)
◆2023.5.12 国際博覧会協会から、環境影響評価書の内容、事後調査計画書等が出されました。
それに伴い、鳥類への配慮(2023年・裸地)も掲載されています。
これは、当協会および協働団体の要望をうけ、コアジサシ等の営巣に配慮する内容となっています。
◆11月20日(日)3年ぶりで開催された自然史フェスティバル2022で、
日本野鳥の会大阪支部との共催で、シンポジウム「夢洲・大阪湾岸の水鳥の渡来環境の保全・回復を目指して」を開催
→自然史フェスティバルのサイトよりYouTube配信あります。 →当日のチラシはこちら
◆10月16日(日)「夢洲の生きもの保全」講演会を開催しました。くわしくは →こちら
ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)にて、14時より、日本自然保護協会大阪連絡会との共催
◆10月3日 パリの国際博覧会事務局に要望を記したメッセージを持ち込みました。
内容はこちら (夢洲調査グループに参加しているフランス人留学生に、仏語・英語メッセージを託しました。)
◆9月18日 夢洲現地調査(最終回)これより工事進捗に支障があるため入場許可できない旨の通達あり。
◆9月14日 環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官である柳本顕衆議院議員に面談
◆9月7日 大阪港湾局で、大阪港湾局・環境局と協議
◆9月4日 環境アセスメント学会にて夏原会長より報告 →レジュメ
◆8月26日 日本自然保護協会・WWFジャパン・日本野鳥の会・野鳥の会大阪支部と合同会議
この日、博覧会協会持続可能性有識者会議があり、オンライン傍聴する。
◆8月9日 6月30日提出の市長宛追加要望書に対し、大阪港湾局より回答が届きました。
◆7月27日 博覧会協会と当団体及び日本自然保護協会・WWFジャパン・日本野鳥の会・野鳥の会大阪支部委と、意見交換会を持ちました。
◆7月14日 5/11の大阪市との協議、住民監査請求結果に関する回答がそろいましたので、一覧表にまとめました。
◆7月4日 6月9日のセイタカシギ繁殖地の保護についての当協会と大阪野鳥の会連名の要望書に対し、大阪港湾局より回答が来ました。
◆7月1日 プレスリリース「ロードマップ発表などについて」
(ロードマップ骨子はこちら)
◆7月1日夜7時半より NHK第1テレビ「かんさい熱視線」で、夢洲が取り上げられました。
「大阪湾 よみがえるか生態系 ~岐路に立つ開発と保全~」
◆2022年6月30日 国際博覧会協会から環境アセスメント評価書が公開されました。
→大阪市 2025日本国際博覧会 環境影響評価
◆夢洲の自然豊かな未来を創るため、作成した当協会のロードマップ骨子を公開しました。
→現在、A4版、A3版で両面印刷可能なファイルを準備中です。
◆6月30日 2025日本国際博覧会協会あてに、要望書を提出しました。
「2025年日本国際博覧会会場の建設整備に対して夢洲の生物多様性の保全と回復のための協議会の設置を求める要望書 」
◆6月30日、大阪市長あてに、追加要望書を提出しました。(→回答は8月9日にきました。)
「2025年日本博覧会環境影響評価準備書に関する市長意見の履行に関しての追加要望書」
最近の動き(2022年4月)
◆6月28日 当協会が行った住民監査請求の結果に対する見解を公開しました。
◆6月10日 産経新聞デジタル・産経新聞夕刊に、夢洲の記事が掲載されました。
記事はこちら →「近づく大阪・関西万博 野鳥の「いのち」と開発に揺れる夢洲」。
◆6月9日 夢洲2区湿地ヨシ原保存の要望書提出
◆6月6日 朝日新聞デジタル英語サイトに、夢洲の記事が掲載
◆2022年6月2日、オンライン学習会「住民監査請求について学習しよう!」◆夢洲で、当協会の調査により、カムチャッカから渡ってきたハマシギが確認
◆5月27日 私たちの住民監査請求は棄却
◆5月19日(木) 朝日新聞夕刊および朝日新聞デジタル(有料記事)に、埋め固められる、野鳥のすみか 絶滅危惧種が繁殖、近くコンクリ工事も 大阪万博予定地
◆5月11日(水)、協力団体とともに、関係行政機関との協議の場を持ちました!
◆5月10日(火)朝日放送の午後の報道番組「newsおかえり!」ABCニュース記事で、活動が放映
◆2022年5月1日(日)朝日新聞デジタル(有料記事)、紙面版(5月19日夕刊・大阪版)にも掲載
→ 万博予定地の開発で生命の危機 「夢洲」は水鳥の“楽園” 松井市長「野鳥の皆さん理解を」
◆4月22日(金)監査請求内容について監査委員会で陳述しました。
◆4月15日(金)記者会見を開きました。
◆4月11日 監査請求をしました。
生物多様性の宝庫である夢洲2区湿地およびヨシ原については、生物に配慮するという市長意見があったにもかかわらず、埋め立て工事が始まっています。そのため、取り急ぎ、2022年4月監査請求をいたしました。
◆2022年4月7日(木)今年のコアジサシ繁殖可能エリア確認のため、大阪港湾局・広域環境事業組合のみなさんと現地視察をしました。
他団体の最近の動き
■2022年3月22日 産経新聞に記事が掲載されていました。
→夢洲の生物多様性保全を大阪万博のレガシーにーー大阪・関西万博へ環境団体が要望
WWFジャパン・日本自然保護協会・日本野鳥の会が連名で、日本国際博覧会協会、大阪市、大阪府らに、2025年に開催される大阪関西万博の会場建設予定地である「夢洲」の自然環境の再生および保全を求める要望書を提出されました。
→WWFジャパン 公式サイトでのニュース
→日本自然保護協会 公式サイトでのニュースはこちら
→日本野鳥の会 公式サイトでのプレスリリースはこちら
【4月11日監査請求をいたしました!→ 5月27日棄却されました!】
当団体は、現在行われている2区ヨシ原および湿地の埋め立て工事で「湿地や草地、砂れき地等の多様な環境を保全する」という万博アセスに対しての市長意見が損なわれていることを指摘し、この大阪港湾局の地盤改良工事に係る契約行為および経費の執行について、4月11日、住民監査請求を行いましたところ、14日夕、この請求は受理されました。→受理通知
4月15日(金)大阪市役所プレスセンターで、記者会見を開きました。記者会見 →プレスリリース(PDF)
4月22日午後には、監査委員会で陳述を行いました。
住民監査請求の内容:大阪市職員措置請求
事実証明書類 :市長意見(大阪市の公式ホームページ)
工事請負契約書(PDF87ページ)
予算事業別調書(当該ページ)
記者会見での説明 :監査請求した理由説明(PDF)
夢洲2区(当該エリア)の湿地とヨシ原の変化を写真で見る(PDF)
陳述の際の説明 :住民監査請求・陳述資料(PDF13ページ)
大阪市より棄却 :住民監査請求結果(夢洲2区埋立工事) 大阪市より通知文 → 概要版(PDF) 本文(PDF23ページ)
【2022年4月15日 記者会見の報道】
共同通信配信記事:西日本新聞(4月15日 デジタル版),
東京新聞,日本海新聞,熊本日日新聞,北海道新聞,河北新聞,北國新聞,
奈良新聞,福島民報,デイリースポーツ,神奈川新聞,千葉日報,徳島新聞
毎日新聞(4月16日 地方版およびデジタル版)
大阪日日新聞(4月19日)
松井一郎大阪市長 囲み会見(4月18日) → YouTube日本維新の会チャンネル
万博の環境アセスへの意見書ご協力ありがとうございました!
夢洲万博環境アセス準備書へご意見のご協力ありがとうございました。
万博の環境アセスについては、いかに全部まとめてあります。
※詳細は →こちら(2025関西万博・私たちからの環境影響評価準備書」のページ)をご覧ください。
なお、当協会の呼びかけで、
・日本自然保護協会も意見を提出されています →日本自然保護協会
・WWFジャパンも要望書を提出されています。→WWFジャパンの要望書
・日本造園学会も意見書を提出されています。→日本造園学会の意見書
【継続中】夢洲2区の塩性湿地とヨシ原の保存を訴えるネット署名をしています。
今年3000羽を超えるコアジサシが大集合していた夢洲2区の塩性湿地、そして、セイタカシギが繁殖していたヨシ原を含め、万博中も万博後もそのまま保存してほしいというネット署名をしています。ぜひ、ご協力ください。
内容の詳細は→こちら(こちらのページから、ネット署名サイトに行けますので、先に説明をご覧ください。)
ここでは、セイタカシギの複数のつがいが繁殖活動をし、次世代を育てています。セイタカシギは環境省によりレッドリストの絶滅危惧II類(VU)の指定されており、繁殖成功率が極めて低いとも言われています。
詳しくは、夢洲生きもの調査写真アルバム→「夢洲で生まれるいのち・育ついのち」をご覧ください。
※今までのいきさつはこちらから 2019年から保護エリア冠水まで
※2区万博予定地内での繁殖行動の写真はこちらから 2021年万博誘致エリアでの繁殖行動報告
【継続中】夢洲の活動に寄付のご協力をお願いします!
夢洲コアジサシ応援基金「合言葉はコア234♪」寄付をよろしく
コアジサシについて知りたい方は→コアジサシのみなさん 大阪湾「夢洲」へようこそ!(PDFでダウンロード)
※今までのいきさつはこちらから 2019年から保護エリア冠水まで
※2区万博予定地内での繁殖行動の写真はこちらから 2021年万博誘致エリアでの繁殖行動報告
生きものたちのミティゲーションを!(2020.2)
大阪湾の夢洲は、多くの水鳥が飛来することで知られ、大阪府の生物多様性ホットスポットAランクに選定されています。ここが、2025年の「大阪・関西万博」開催予定地となったことを受けて、公益社団法人 大阪自然環境保全協会 生物多様性推進委員会では、要望書や質問書の提出、現地調査、環境アセスメント市民提案や意見提出、各種普及活動を続けています。
ですが、廃棄物の埋立地としてホットスポットの自然と両立をはかりながら緩やかに埋め立てられていくはずだった夢洲は、開催地として確定したかのように情報が発信され(正式登録は2020年夏頃)、万博のためという隠れ蓑をかぶり、IR予定地もほぼ埋め立てられてしまいました。
国際目標である持続可能な開発目標(SDGs)のもとで「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げている万博は、本当に私たちの「身近な自然を愛し、守り育てたい」という願いと相いれるものなのか、深い疑問を抱かざるを得ません。持続可能な社会の構築という観点からのアセスメントが伴うならば、より妥当な開催の場所や内容などの選択がありうると考えます。
夢洲は、甲子園100個分という広大な土地で、大阪平野を流れる淀川の河口部。そこに緑地を配置すれば、尼崎から堺にかけての大阪湾岸に大きな緑地帯が生まれます。それは渡り鳥だけではなく、私たち大阪の都市部に住む市民の環境にとってもいい影響を及ぼすはずです。
簡単につぶしてしまう前に、万博後の自然創生をデザインし、今やってきている貴重な生きものたちの避難場所(ミディゲーション)を作るわけにはいかないだろうか?
大阪自然環境保全協会では、やむなく夢洲を開発する場合にも、IR万博同時開催ではなく、すでに土地ができているIR予定地での万博開催と、万博後のIR開業、その間もその後も、現在の万博ウォーターワールド予定地の水辺を、そのまま湿地として残し、生きものたちの退避場所(ミティゲーション)として保全する案を提案しています。