野崎・飯盛の山と緑を保全する会 (略称:大東・里山の会)
野崎・飯森山の山と緑を保全する会
野崎まいり~は~♪と歌われた大阪から最短の行楽地、野崎観音の裏山を含む里山をまもろうと、
里山の保全活動をしている会です。
設立日:1996年7月20日
「野崎まいり」で知られる野崎観音から、飯盛城址を含む「野崎の山」は、古代からの歴史ある里山です。
しかし、各地の里山と同じく、荒れるに任され、樹木の自然遷移が進行し、里山の植生の変化と共に荒廃がすすみ、自然災害の危機にも瀕しています。1996年に有志で里山のシンポを開催。この参加者で当会を立ち上げました。以来、毎月「実習」という里山保全活動つづけ、今日を迎えました。
これまでの主な活動
原則として毎月1回、第3日曜日に例会を開き、当会の実習地及び野崎観音裏山の里山の再生・保全活動やハイキング道整備、シイタケ栽培、子どもたちによる果樹栽培その他、その他、フクロウの巣箱の設置など里山を守る活動をしています。
また、全国に知られた「野崎まいり」と、それを育んだ野崎観音の裏山は、荒廃がすすみ、かつての展望台も暗闇の繁みに覆われています。これをボランティア活動で手入れし、除伐、間伐した木・竹まどを炭窯で炭に焼く活動なども実施。手軽な炭焼き(竹・木)ができるようになっています。「炭焼く人は、長生き」といわれますが、会員のSさんは、花粉症に悩まされていましたが、いまは花粉症が現れないようで、このことも売り出したいと思います。「炭を焼いて花粉症をなおそう!」とか。
また、保全協会の「里地、里山歩行路ネットワーク」(アルキメデス)づくりにも参加。歩行路の調査をすすめています。
2002年夏以来、蛍の調査も行い、生息を確認しました。蛍鑑賞会を続けています。
「里山だより」の発行
この山の手入れの必要と、活動内容を広く知ってもらえるようにと、月1回の「里山だより」を発行しています。
アクセス
JR東西線、京橋駅から17分「野崎」下車。徒歩10分→京橋から30分で山の中です。
大阪市内からもっとも手近な自然と古墳や社寺など歴史の宝庫でハイキングコースもあります。
会の運営等
会則は当初(1996年)より確定。今のところ入会金や会費は徴収していない。参加費200~300円。 作業道具は貸与。
会運営の信条:ボランティアは自由意志による参加と作業。参加の強要や、作業のおしつけなどは行うことではありません。山で昼寝もOKで運営。里山の現状を心配し、よくしようという方なら歓迎という緩やかな運営を心がけています。従って、作業ノルマは持ちませんし、ありません。会の運営は、世話人の物質的な援助を含む寄付とともに各種補助金獲得に努力し、これらに依存している面が強い。
連絡先
代表:山崎充宣〈あつのり〉
〒574-0071 大東市深野北1-2-7 TEL:090-1955-1146