妙見里山倶楽部
妙見里山倶楽部
能勢電鉄の終点「妙見口駅」、そこはもう高代寺山の麓です。歩いて約15分、山頂にある高代寺に続く参道を登っていくと左手に棚田が広がる。更に参道を行くと少し勾配はきつくなっていくが段々と大きな桜やモミジの木が現れてくる。途中に私たちの基地があり、そこを拠点に棚田も含めた高代寺山中腹が私達の里山整備活動のフィールドです。ハイカーや地元の人々により親しまれるよう景観の保全、維持、向上を目指しています。
設立経過
(社)大阪自然環境保全協会(以降「保全協会」と言う)の活動の一部に市民を対象にした「里山管理者養成講座」を開設しました。その講座修了生の活動拠点が必要であることに注目し、1991年1月に講座修了生の実習・研修地として 大阪府豊能郡豊能町の民有地を借用し、上光が谷グループを組織、上光が谷里山管理実習地を設立しました。
1998年4月より、名称を妙見里山倶楽部に改名、新組織に変更、同じく実習地を現在の高代寺山実習地(大阪府豊能郡豊能町の民有地)に移転、保全協会の里山関連グループとして、修了生や参加希望者を受け入れています。
2004年には現在の高代寺山中腹の耕作放棄されていた棚田の景観再生を目的に会員の有志より棚田活動が開始され、一部を耕作地として再生し現在に至ります。
活動内容
(里山整備活動) 高代寺は昔、本堂の他に十二坊があったと云われ、その跡地や薪炭林、雑木林と思われるところが長期渡り放置され荒れ果てていました。 その影響で参道も雑木や竹藪に覆われ日光の届かない道となっていました。
竹薮の整備、雑木林の間伐、徐伐作業を精力的にした結果、参道は明るくなり、市民のハイキングコースにも指定されるようになりました。また同時に古木で大木のサクラ・モミジが多数存在している事が判明しました。それらの救出を重点的に行い高代寺山をサクラやモミジの名所にすべく、鋭意努力しています。また最近、竹藪を伐採した後の景観の良さを生かした遊歩道も計画しています。
(棚田景観保全活動) 耕作放棄の棚田を共同で野菜の栽培する農地として活用したり、ビオトープにしたり、景観保全を兼ねた活動をしています。
妙見里山倶楽部は自然観察(四季の変化)を十二分に楽しめます。 サクラ、モミジ、ヤブツバキ、山菜、タケノコ、椎茸...
妙見里山倶楽部について
会長 | 伊藤温夫 TEL&FAX : 072-738-4991 |
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副会長 | 江川正雄 井上登喜夫 |
事務局長 | 高田俊弘 TEL : 072-741-7010 |
活動地 | 豊能町吉川(高代寺山腹) |
活動状況 |
里山整備活動:2回/月(第1日曜日 及び 第3火曜日) (但し、都合により変更あり.毎月の活動日は(社)大阪自然環境保全協会会誌「都市と自然」およびHPの「行事案内」に掲載) |
交通 | 能勢電鉄 「妙見口」駅前に集合(9時30分)し、徒歩(20分)にて活動地へ到着する。 |