これまでの活動
私たちの夢洲調査活動・これまでの経過をまとめて知るには・・・
<会報誌「都市と自然」バックナンバー記事より>
2019年4・5月号 報告 生物多様性のホットスポット・夢洲の未来を考える
2019年12・1月号 特集 続・生物多様性ホットスポット・夢洲の未来を考える
2020年2・3月号 報告 夢洲と大阪の未来のために今できること
2020年6・7月号 報告 夢洲の一年を観てきて
2020年8・9月号 報告 夢洲ーコアジサシを巡る二か月ー その2
2020年10・11月号 報告 夢洲=コアジサシのヒナがいた!
2020年12・1月号 特集 夢洲の塩性湿地とそこに生きる植物たち(長谷川匡弘氏寄稿)
近況レポート 2020秋・夢洲より
2021年2・3月号 報告 今年こそ!夢洲でコアジサシ誘導計画動き出す
2021年4・5月号 特集 「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」~2025国際博覧会会場と跡地計画を考える~
第4回夢洲オンライン講演会
2021年6・7月号 報告 夢洲の花火を巡る狂騒曲 ~協会、初めての共同声明を出す~
2021年8・9月号 近況レポート 夢洲、一難去ってまた一難!でも一筋の光が?
2021年10・11月号 近況レポート 夢洲の湿地は野鳥の楽園!
2021年12月・2022年1月号 報告 夢洲の持つ自然再生の可能性を広く伝えたい
2022年2・3月号 報告 星野一昭氏特別寄稿 日本の湿地の現状と保全政策ー日本で湿地環境を保全するためには?
2022年4・5月号 報告 夢洲の自然再生に向けて
2022年6・7月号 近況レポート 夢洲開発に監査請求で「待った!」を
2022年8・9月号 報告 万博開幕まで3年を切った夢洲で
2022年10・11月号 近況レポート 夢洲の未来を考える協議体づくりを
2022年12・1月号 近況レポート 自動カメラが教えてくれた夢洲の自然
2022年12・1月号 tomorrow 協会設立のDNAを紡いでー夢洲に自然保護区をー
2023年2・3月号 夢洲の生きものの保全ー住民監査請求後の大阪市等への対応ー
2023年4・5月号 温故知新・南港野鳥園から そして未来へ
2023年6・7月号 ついにIRカジノ認可された夢洲で
2023年8・9月号 近況レポート 夢洲から風を
2023年10・11月号 報告 夢洲の生きもの保全~万博に向けてと万博後について
2023年10・11月号 残したい大阪の自然(18)南港野鳥園の干潟と林・夢洲
2023年12・2024年1月号 夢洲の自然再興の可能性を知ってもらうために
2024年2月・3月号 夢洲-2023年秋そして2024年へ
2024年4・5月号 特集 OSAKAベイエリアにいのち輝く自然を取り戻すために報告
2024年4・5月号 特集 自然共生:世界の動向と夢洲・大阪湾の保全・回復
2024年6・7月号 報告 夢洲の生きもの保全から大阪湾の生きもの保全・復元への流れを作って行こう
2024年8・9月号 近況レポート ありがとう!「みんなで守ろう!海わたる鳥」展
2024年10・11月号 報告 激減しているシギ・チドリを通して、夢洲を考える
2024年12月・1月号 報告 ~フランスからの手紙~「夢洲の鳥たちを見て 人工埋立地の復元を」
活動履歴(新着順)
最近のものは、NEWS!をご覧ください。
◆当協会が行った住民監査請求の結果に対する見解を公開しました。
これは、当協会が4月11日住民監査請求をしたものが、受理されましたが、監査委員会によって5月27日棄却されました。
それについては何故棄却になるのか、住民訴訟を起こすほか手立てがありません。
しかし、住民訴訟には時間と費用が掛かり、今目の前で行われている工事を止めることができないため、
この結果に対する当協会の見解を公開し、行政の矛盾を指摘させていただきます。
またこの件については、自然環境を保護すると発言した大阪市松井市長に対し、上記の追加要望書を提出しました。
◆6月10日 産経新聞デジタル・産経新聞夕刊に、夢洲の記事が掲載されました。
記事はこちら →「近づく大阪・関西万博 野鳥の「いのち」と開発に揺れる夢洲」
◆6月8日 関西自然保護機構からも「夢洲における自然再生エリアの計画・施工を求める要望書」を提出されました。
◆6月9日 セイタカシギが繁殖行動を5月確認したので、その場所の保護の要望書を提出しました!
野鳥の会大阪支部と当協会連名で、セイタカシギ繁殖保護の要望書を出しました。
→要望書 →報道各社への情報提供 →写真資料 (いずれも野鳥の会大阪支部提供)
◆6月6日 朝日新聞デジタル英語サイトに、夢洲の記事が掲載されました! → 記事はこちら
◆夢洲で、当協会の調査により、カムチャッカから渡ってきたハマシギが確認されました!
→ 5月15日、足環をつけた個体の写真が夢洲で撮影されたため、山階鳥類研究所に問い合わせたところ、「この個体は、ロシア・カムチャッカ半島ボリシャヤ・ヴォロフスカヤ川河口(54.183N,155.817E)で、フラッグを装着された1羽です。受付番号はS20210303で整理させていただきました。」という回答をいただきました。
シギ・チドリなどの渡り鳥は、国境を越え、海を越えて、何千キロもの旅をします。
夢洲は、それらの渡り鳥たちの、大切なサービスエリアになっています。
◆「私たちの住民監査請求は棄却されました】5月27日14時発表
→ 大阪市ホームページ報道発表資料 住民監査請求(夢洲2区埋立工事)の結果について
棄却理由において認識の誤りや論点のずれがかなり散見されるため、
現在、私たちは関係各所と共に、次の対応を検討しています。
◆6月2日、オンライン学習会「住民監査請求について学習しよう!」(終了しました)
◆5月11日(水)、協力団体とともに、関係行政機関との協議の場を持ちました!
日本自然保護協会・WWFジャパン・日本野鳥の会および野鳥の会大阪支部と当保全協会は、
大阪港湾局・大阪市環境局・大阪府市万博推進局と協議の場を持ちました。詳細は、追ってご報告いたします。
【報道されました! 】
◆5月19日(木) 朝日新聞夕刊および朝日新聞デジタル(有料記事)に、当協会提出の住民監査請求と埋め立てられつつある夢洲のことが掲載されました。
→ 埋め固められる、野鳥のすみか 絶滅危惧種が繁殖、近くコンクリ工事も 大阪万博予定地
◆5月10日(火)朝日放送の午後の報道番組「newsおかえり!」で、夢洲の野鳥の生息環境が、万博及IRカジノ建設のために破壊されつつあることが、放映されました。
→ ABCニュース記事
◆5月1日(日)朝日新聞デジタル(有料記事)に、当協会の野鳥調査と監査請求の件が掲載されました。紙面版(5月19日夕刊・大阪版)にも掲載されました。
→ 万博予定地の開発で生命の危機 「夢洲」は水鳥の“楽園” 松井市長「野鳥の皆さん理解を」
【現地報告】
今年もコアジサシがやってきました。まだ繁殖の確認はしていません。(沖合の新島のほうで繁殖している、といわれています)
当協会は、大阪港湾局の許可のもと、この時期工事をせず誰も立ち入らないとされるエリアに自動カメラを設置しております。
そこで、コアジサシの声は聞こえておりますが、まだ集団営巣は確認はしていません。5月末現在。(オオヨシキリ・ヒバリの声は毎日よく聞かれます)
【継続中】
ネット署名引き続きのご協力を!
「生きものの楽園となっている夢洲のヨシ原や湿地を、SDGs万博のために残してください」にご協力ください。(change.orgサイト)
【4月11日監査請求をいたしました!→ 5月27日棄却されました!】
当団体は、現在行われている2区ヨシ原および湿地の埋め立て工事で「湿地や草地、砂れき地等の多様な環境を保全する」という万博アセスに対しての市長意見が損なわれていることを指摘し、この大阪港湾局の地盤改良工事に係る契約行為および経費の執行について、4月11日、住民監査請求を行いましたところ、14日夕、この請求は受理されました。→受理通知
4月15日(金)大阪市役所プレスセンターで、記者会見を開きました。記者会見 →プレスリリース(PDF)
4月22日午後には、監査委員会で陳述を行いました。
住民監査請求の内容:大阪市職員措置請求
事実証明書類 :市長意見(大阪市の公式ホームページ)
工事請負契約書(PDF87ページ)
予算事業別調書(当該ページ)
記者会見での説明 :監査請求した理由説明(PDF)
夢洲2区(当該エリア)の湿地とヨシ原の変化を写真で見る(PDF)
陳述の際の説明 :住民監査請求・陳述資料(PDF13ページ)
大阪市より棄却 :住民監査請求結果(夢洲2区埋立工事) 大阪市より通知文 → 概要版(PDF) 本文(PDF23ページ)
【2022年4月15日 記者会見の報道】
共同通信配信記事:西日本新聞(4月15日 デジタル版),
東京新聞,日本海新聞,熊本日日新聞,北海道新聞,河北新聞,北國新聞,
奈良新聞,福島民報,デイリースポーツ,神奈川新聞,千葉日報,徳島新聞
毎日新聞(4月16日 地方版およびデジタル版)
大阪日日新聞(4月19日)
松井一郎大阪市長 囲み会見(4月18日) → YouTube日本維新の会チャンネル
◆2022年3月23日 オンラインで、大阪港湾局とコアジサシ保護について協議の場を持ちました。
◆2022年3月22日 野鳥の会大阪支部と共同で、大阪市役所にて、夏原会長が記者会見を行いました。
夢洲の記事が出ています。
→産経新聞電子版「夢洲の生物多様性保全を大阪万博のレガシーにーー大阪・関西万博へ環境団体が要望」
◆2022年3月11日 環境アセスメントについての市長意見がだされたので、その内容に対し、要望書を提出しました。
2025年日本国際博覧会環境影響評価準備書に関する市長意見の履行に関しての要望書
なお、答申関係は、こちらからご覧いただけます。→大阪市環境影響評価専門委員会
◆2022年3月6日 オンライン学習会「ラムサール条約登録湿地と市民活動」を開催しました。
(講師:大畑孝二さん(日本野鳥の会・施設運営支援室室長、自然保護室室長代理)
◆2022年2月22日 日本経済新聞に「とことん調査隊ー夢洲は野鳥の楽園?絶滅危惧種の営巣地、開発におわれ」(会員有料記事)が掲載されました。
◆2022年2月16日付で、2021年12月28日の要望書に対する回答がきました。→こちら(PDFファイル)
各項目について「専門家の意見を聞きながら対応を検討」とありますが、検討する前に工事が進んでいます。
◆2022年2月4日 「夢洲生きもの調査の継続についてのお願い」を万博協会・大阪府・大阪市に提出いたしました。
◆2021年12月28日 2025年日本国際博覧会協会会長・大阪府知事・大阪市長あてに、「夢洲の自然環境の保全に関する要望書」を提出いたしました。
◆2021年12月21日 公益社団法人日本造園学会から「大阪夢洲の自然環境保全について」の意見書を博覧会協会、大阪府、大阪市あてに提出されました。その中で、当協会の調査について言及されています。
◆2021年12月3日より5日 オンラインイベント「渡り鳥水鳥フライウェイ2021」に参加しました。
協会の調査グループは以下の2本の発表をしました。
・夢洲~つなぐいのち~埋め立て地に創生された自然とセイタカシギの繁殖 →動画
・夢洲~コアジサシの保護にむけて~行政との協働(PDF版ポスター発表)
◆2021年11月26日、日本自然保護協会から「2025 年日本国際博覧会の会場予定地である夢洲の自然環境の保全について」の意見書を意見書を博覧会協会、大阪府、大阪市あてに提出されました。その中で、当協会の調査について言及されています。
◆2021年11月2日 オンライン講演会「日本の湿地の現状と環境政策」 講師資料は →こちら
日本で湿地環境を保全するためには?ーー元環境省自然環境局長にお聞きします。ーー
講師:星野一昭氏 (特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合 会長)
環境省職員として屋久島・知床・小笠原・奄美や釧路湿原など各地の自然保護や、生物多様性条約・ラムサール条約・フライウェーネットワークなどに関わり、2014年、自然環境局長を最後に退職。鹿児島大学特任教授を経て、現職。
◆2021年10月28日 オンライン説明会「私たちの環境影響評価書」 詳細は→こちら
万博協会から出された準備書の説明会に出たあと、不足や問題点を確認しました。
◆2021年10月16日 オンライン勉強会「環境影響評価書について」 詳細は→こちら
環境アセスメントの流れと、生物多様性の視点から見る万博協会準備書
◆2021年8月12日~ 夢洲万博「私たちからの環境影響評価準備書」の要旨を作成・各方面に送付
◆8月13日、Jcomつながるニュース(大阪市内版)で、カワツルモの話題が特集され、当協会の写真と署名活動が紹介されました。
◆8月12日、「市民からの環境アセスメント準備書」の要旨を国際博覧会協会と大阪市に送付しました。
◆8月、夢洲2区の塩性湿地とヨシ原の保全を訴えるネット署名活動を開始いたしました。
◆日本自然保護協会機関誌「自然保護」8・9月号に、夢洲の花火大会共同声明の報告とお礼を掲載しました。
◆7月17日、朝日新聞(夕刊)に、「大阪万博予定地に絶滅危惧種、自然との共生 大丈夫?」の記事が掲載されました。
その後、7月20日 朝日新聞デジタル(有料版)に掲載されています。
◆7月1日~31日 近鉄・大阪阿部野橋駅構内に設置されたデジタル寄付パネルに協会が掲載され、寄付活動が行われました。(終了しました)
◆6月28日付で、夢洲2区(万博予定地)内の湿地環境を保存する要望書を出しました。
この湿地環境では、大阪ですでに絶滅したと思われていた水草「カワツルモ」が発見されました。大阪市立博物館のプレス発表は→こちら
このエリアの保存の要望は、2020年11月27日にも出しています。
提出先は、大阪府知事・大阪市長・大阪府議会議長(陳情書)・大阪市会議長・国際博覧会協会会長および大阪港湾局長(別紙で)
この湿地にはセイタカシギも多く、交尾が確認されているので、繁殖の可能性があります。
回答は、大阪港湾局長から、8月5日に来ました。→ 回答(8月5日)
◆6月16日、毎日新聞(夕刊)に、「コアジサシ今年も繁殖 大阪港湾局埋め立て工事 配慮方針」が掲載されました。
それに先立ち、6月15日 毎日新聞デジタル(有料版)に「絶滅危惧種コアジサシが2年連続繁殖 大阪万博予定地の人工島」が掲載されています。
◆2021年6月4日付で、2区万博予定地の埋め立て工事中エリアで繁殖活動し始めたコアジサシの保護の要望を提出いたしました。要望書全文はこちら
要望書提出先は、大阪市長・大阪府知事・大阪港湾局長・2025年日本国際博覧会協会会長宛。
大阪港湾局はすぐ保護エリアを設置、回答もきました。→7月7日付 回答
◆4月10日、産経新聞(夕刊)に、当協会のコアジサシ繁殖地保護活動がだした共同声明が、万博プレイベントの夢洲超花火の日程を動かしたニュースが掲載されました。
◆3月23日、花火イベントの実行委員会が、正式に日程延期を発表しました。声明および日程変更についての正式発表はこちら
◆3月3日午後3時、夢洲3区(IR予定地区)で、5月4日に計画されているイベント「夢洲超花火」は、コアジサシ繁殖初期であるため、日程変更をお願いする緊急声明を出しました。
◆英語版を作りました。Introduction ~ Message from the Nature Osaka
◆コアジサシ繁殖期間中は夢洲および夢洲上空域でのイベントならびに繁殖予定地近くへの立ち入りをしないよう」という要望書を大阪府知事・大阪市長・2025年国際博覧会会長・一般社団法人GOTO2025理事長・レッツゴー万博2025実行委員会あてに、要望書を提出いたしました。
◆新しいフォトアルバムが完成しました!今回は「コアジサシ」
2020年夢洲にやってきて繁殖活動をはじめたコアジサシの記録写真を通して、国際的にも絶滅が危惧されるコアジサシについて知ることができるものとなっています。
コアジサシのみなさん 大阪湾「夢洲」へようこそ!(PDFでダウンロード)
◆夢洲オンライン講演会第4回「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」(終了しました)
→報告記事はこちら「都市と自然」2021年4・5月号
2021年1月20日(水)19時 参加
テーマ :「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」~~~2025国際博覧会会場と跡地計画を考える~~~
夢洲は人工島だが既に野鳥の宝庫となっている。ここでどれだけ自然に配慮した会場計画および跡地計画が作れるかを議論します。
◆2020年11月27日
「夢洲2区の湿地の保存についての要望」を大阪府知事・大阪市長・大阪市会議長・日本国際博覧会協会会長あてに提出しました。
2020年12月4日 上記同内容を大阪府議会議長に陳情書として提出しました。
12月21日付で、大阪港湾局長より回答が来ました。
◆夢洲オンライン講演会第3回「夢洲に干潟を---シギ・チドリにとっての日本の港湾都市」(終了しました)
2020年9月26日(土)19時、申し込み先着100名500名に増員しました。
◆毎日新聞9月1日朝刊くらしナビ「アニマル・クライシス---コアジサシの繁殖地保全急務」に当協会の活動が紹介されました。
(ネットニュース有料版では、8月30日に掲載)
◆2020年8月11日 Jcom地域ニュースで、夢洲のコアジサシについて放映されました。
◆オンライン講演会第2弾「海岸・湿地植物から考える夢洲の生物多様性」
ー大阪湾の人工島に出現した貴重な自然― 8月21日(金)19時、開催します。(終了しました)
◆緊急企画~オンライン講演会「コアジサシから考える夢洲の生物多様性」6月20日(土)19時、開催します。(終了しました)
◆2020年5月18日夜、charge.orgで署名活動「コアジサシの営巣のために夢洲の工事の一時休止をお願いします。」を開始しました。ご賛同、ご署名、よろしくお願いします。
◆2020年5月13日、毎日新聞夕刊に、記事が掲載されました。→記事はこちら
「大阪・夢洲のIR予定地 希少種コアジサシの繁殖行動を 自然保護団体が確認」
◆2020年5月11日付で、大阪市長あてに、夢洲のコアジサシ繁殖地の保全・配慮に関する要望書を提出いたしました。
◆2020年3月31日付で、大阪市港湾局より、当協会から2月20日に提出した最要望書への回答が大阪市港湾局長より送られてきました。
→購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書への回答に対する再要望書(回答)
◆2020年2月20日、大阪市より1月22日付で送付された当協会からの「購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」の返答(大阪市経済戦略局担当)に対し、要望に応える内容になっていないため、新たに再要望書を提出いたしました。
→当協会の要望書への回答に対する再要望書
◆2020年2月1日、2019年9月から2020年1月までの調査で撮影した野鳥写真集「夢洲フォトアルバム2019-2020」を発行しました。
これは当協会機関誌「都市と自然」4,5月号にて折り込み配布いたします。関係各所にも送付いたします。
こちらからダウンロードもできます。 →フォトアルバム
◆2020年1月22日付で、大阪市より「2025年大阪・関西国際博覧会開催にあたって 購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」(12月6日付)に対する回答がありました。 →回答書 (別に送付書も掲載)
◆「都市と自然」2月・3月合併号の報告に「夢洲と大阪の未来のために、今できること」を掲載しました。
◆2019年12月23日 2025年日本国際博覧会環境影響評価方法書等に対する協会からの意見書を公開しました。→「意見書」
この方法書については、縦覧は12月23日まで。意見書の受付は来年1月6日まででした。
◆2019年12月17日(大阪版は19日)夏原会長の投稿が朝日新聞に掲載されました。 →詳細
◆2019年12月6日付で、国際博覧会協会・大阪市ほかに「2025年大阪・関西国際博覧会開催にあたって 購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」を提出いたしました。(大阪市議会議長へは12月10日付) →詳細
◆2019年12月6日、国際博覧会協会、大阪市環境局に、「市民からの環境アセスメント提案」を提出・説明いたしました。
◆「都市と自然」12月・1月合併号の特集に「続・生物多様性ホットスポット 夢洲の未来を考える」を掲載しました。
◆2019年11月14日、東京霞が関の経済産業省・環境省にて、「市民からの環境アセスメント提案」の説明。
◆2019年11月16日、17日、「自然史フェスティバル2019」にて夢洲の可能性を探るシンポジウムを開催しました。
また、両日とも情報センター2階入り口近くの大阪自然環境保全協会ブースで、夢洲の生きもの写真展をしました。
◆2019年9月7日~8日に開催された環境アセスメント学会大会にて、「市民からの環境アセスメント提案」の口頭発表を行いました。
※口頭発表の要旨については、NPO地域づくり工房HPをごらんください。
◆2019年9月 ワークショップ期間の現地調査をもとに「夢洲フォトアルバム」を発行しました。
◆2019年8月16日 毎日新聞夕刊に掲載されました。→記事はこちら
大阪・夢洲で希少種コアジサシ繁殖可能性 餌くわえた親鳥確認「万博工事、配慮を」
◆2019年6月11日 毎日新聞夕刊の1面トップに掲載されました。→記事はこちら
記事では「万博開発前に夢洲の動植物を調査」という当協会の活動が紹介されました。
◆2019年5月~7月 地球環境基金の助成を受け、NPO地域づくり工房と共催でワークショップ「大阪万博を考える 市民からの環境アセスメント提案」を開催しました。 →詳細はこちら
◆2019年5月9日締め切りの大阪市のパブリックコメントの提出を呼びかけました。
「夢洲まちづくり構想」→こちらを見てください(大阪市HP)
このパブリックコメントについての説明会(2019年4月21日(日曜日)此花区民一休ホール)
→ 説明会レポート(質疑応答メモ)
◆「都市と自然」4月・5月合併号に「生物多様性ホットスポット 夢洲の未来を考える」を掲載しました。
◆2019年1月に夢洲現地視察を行いました。
このときの様子と私たちの夢洲への考えは「都市と自然」2019年4・5月号にまとめてあります。
◆2018年11月 大阪府・大阪市に要望書を提出しました。
2019年「環境アセスメントへの市民提案」の取り組み (2019.8)
私たちは、2019年5月から8月にかけて、NPO地域づくり工房と共催で、「環境アセスメントへの市民提案」のワークショップを開催、意見をまとめました。
◆この活動は2019年度独立行政法人環境再生保全機構「地球環境基金」の助成を受けて実施しました。
このときのチラシと提案内容は →ちらしPDF(6.7MB)
市民からのアセスメント提案としてまとめました。 →市民からの環境アセスメント配慮書・方法書提案(概要版)PDF
→市民からの環境アセスメント配慮書・方法書提案 (本編)PDF(20ページ)
→概要・英訳版
※より詳しくは、NPO地域づくり工房ホームページの方をご覧ください。
■また、提案をまとめるにあたり、夢洲の将来の自然環境を考えるために広く意見を募集しました。
【質問】1.大阪万博や大阪の地域開発・地域づくりのあり方について、どう考えていますか?
2.大阪万博においてアセスメント(調査予測評価と市民との情報交流)する際に、
特に重視すべきと思うことを教えてください。
3.本提案「市民からの環境アセスメント配慮書・方法書(案)」について
■また、現地の自然環境を知るためにい、生きもの予備調査を計6回致しました。(6月~7月)
その結果は夢洲生きものフォトアルバムとしてまとめ、発行しました。
2019年「生きもの予備調査」の報告は以下
→7月29日昆虫調査2回目
→7月26日昆虫調査1回目
→7月15日水辺の調査
→7月11日野鳥調査2回目
→7月9日植物調査
→6月17日野鳥の調査
夢洲ってこんなところです (2020.2月編集)
夢洲は、大阪湾にある人工埋め立て地です。
現在一部がコンテナターミナルや太陽光発電所などに使われていますが、他のエリアはゴミ埋め立て地として、大阪市のゴミ焼却灰や浚渫土・産業廃棄物の処理に、これから何年か利用される予定になっていました。
先にゴミを埋め立てていた場所には、雨水がたまり、池となって、多くの野鳥が飛来する豊かな生態系が形成されつつあります。また、大阪湾にはほかで見られない塩性湿地が自然にできていて、絶滅を危惧される植物も自然に繁殖していました。そして砂利場や草原には、コアジサシやコチドリ、ヒバリなどが繁殖していました。
そこが2025年大阪・関西万博の予定地となり、それに先駆けまたは前後して、大阪市はIRカジノを誘致し開業しようとしています。そして、2019年4月、夢洲が生物多様性ホットスポットとなっている自然環境を調べようともせずに、購入土砂を投入し始めました。
昨年の風景と比較すると、自然にできた池は半分の面積になってしまいました。それでも、渡り鳥たちはやってきて、満員電車のような密度で羽を休めています。
私たちは、生物多様性のホットスポットとなっているこの夢洲に、未来の大阪湾の自然環境回復の手掛かりを描いています。これまでの調査などで得られた情報を基にフォトアルバム(春夏版と秋冬版)を作りました。もちろん掲載種以外にも多種多様な生物が生息~渡来しています。
ご覧になりたい方は、是非ダウンロードしてご覧ください。
夢洲フォトアルバム →春夏版(2019年5月~7月)PDF版
夢洲フォトアルバム →秋冬版(2019年9月~2020年1月)
※2020年12月から、環境は激変しています。それは、夢洲3区(IR予定地)にすでに埋め立てられていた土砂を掘り起こし、万博予定地である2区に移動し埋め立てる工事を始めたからです。その工事により、池や草原など多くの自然環境が失われつつあります。そして、工事開始前に必ず公開されるはずであった「環境アセスメント」準備書は、まだ公開されていません。2021年8月20日