第6回講座 奈良公園~春日山原始林:草原と森とシカの関係

HOME » 講座・講習会 » 自然環境市民大学 » 第21期自然環境市民大学 講座アルバム » 第6回講座 奈良公園~春日山原始林:草原と森とシカの関係

奈良公園~春日山原始林:草原と森とシカの関係  (2024.5.18)

講座内容

奈良公園~若草公園の草原~春日山原始林の植生について観察するとともに、

それらに大きな影響を与えているニホンジカとの関係について学ぶ

講師

前迫 ゆり (奈良佐保短期大学・副学長)

場所 春日山原始林~若草山

春日大社駐車場にて、講師の紹介と本日のルートの説明がなされた。この講座では、奈良公園~春日山原始林~若草山へと植生の変化と照葉樹林の森を観察し、シカとの関係について学ぶ。

奈良公園の平坦部から春日山の概ね200mまでの植生について学ぶ。写真のナギは寿命が長く、シカが食べないことから春日山原始林にも広がってきている。

  春日山原始林の林床は、シカの生息密度が高いため、多様性が失われているとのこと。画面をタッチするとミヤコアオイがみられる。シカの食べにくい場所に生えている。

自然が作り出した多様性について学ぶ。ツクバネガシの幹(に着いた)着生植物を観察する様子。

春日山原始林内に設置された研究のための防鹿柵。写真手前の林床には植物が生えていないが、防鹿柵より奥にはたくさん生えている様子がみられる。

若草山の植生とシカの関係について学ぶ。画面をタッチすると、シカに食べられながらも花をつけているシバがみられる。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

  • お問い合わせ


  • Facebookページ
  • 野山のたより
  • 都市と自然