ナチュラリスト入門講座
ナチュラリスト入門講座
大阪の野生ほ乳類とその自然を理解するための入門講座です。
大阪をとりまく3つの山系にも、シカ、キツネ、タヌキなど数種の野生動物が生息していますが、彼らとその生息環境を守るためには、より多くの人々が彼らとその自然について深い理解を持つ必要があります。
ナチュラリスト入門講座は、野生ほ乳類の生態を学ぶことを目標に1978年(昭和53年)1月に第1期がはじめられましたが、当協会の市民講座としては最も長い実績を持っています。
第49期ナチュラリスト入門講座参加者募集中
わき道より道けもの道・・
よそ見しながら、道草しながら、道をはずれて歩く・・
見えなかった自然、知らなかった自分、
そして、同じ地球に住む仲間に出会うために。
いっしょに歩きませんか?
受講お申し込みはこちらのフォームにご記入ください。
https://forms.gle/zy1cZiccivfgefkt5
チラシのダウンロードは、こちら PDF表面・裏圓
ナチュラリスト入門講座の目標と特色
ナチュラリスト入門講座では次のような目標で取り組んでいます。
【「都市と自然」No.72.(1982)から】
1.自然と親しみ、自然のしくみを知り、自然を愛し、自然の良き理解者、代弁者になろう。
2.趣味や、興味の段階を越え、自然にしくみを深く探ることによって、私たち人間とのかかわり合い、「人と自然」「都市と自然」とのかかわり合いをも考えていこう。
3.自然とどのように接すればよいか、自然のしくみや生きざまを知るための観察の方法とは、など「自然から学ぶ」ための方法の開発と普及に務めよう。
4.誰でもが出来る調査法の開発や調査、研究の出来る人材を養成し、自然保護等に関する提言や提案を積極的に行っていこう。
また、この講座の特色として、次の2点があげられます。
【{都市と自然」No.88(1983)から】
1.フィールドサインを通じて、自然の全体像を理解する。
野生動物は、そう簡単には見られませんが、足跡、糞などのフィールドサインから彼らの生活を理解できます。
そのためには、植物・地形などへも視野を広げる必要があります。つまり、フィールドサインを通じて、より広く自然を理解できるのです。
2.市民自らが工夫しながら学んでいく講座です。
自然は、ひとりひとりが積極的に働きかけない限り何も答えてくれません。今までの蓄積をもとに、リーダーと参加者がともに知恵をしぼって、自然のしくみを解き明かします。