第24回講座 両生・爬虫類の生態と生息環境
HOME » 講座・講習会 » 自然環境市民大学 » 第20期自然環境市民大学 講座アルバム » 第24回講座 両生・爬虫類の生態と生息環境
両生・爬虫類の生態と生息環境 (2023.6.17)
講座内容 |
両生・爬虫類の生態と生息環境について学ぶ |
---|---|
講 師 |
夏原 由博 名古屋大学名誉教授(保全生態学) 公益社団法人大阪自然環境保全協会 会長 自然環境市民大学 副代表 |
場 所 |
堺自然ふれあいの森周辺と園内 (午前) 堺自然ふれあいの森「森の館」 (午後) |
本日の講座の説明。 午前中はふれあいの森スタッフの北尾さんの案内で湿地を観察する。 |
スゲ沼を観察。画面をタッチするとカエルになったばかりのシュレーゲルアオガエルがみられる。 |
ススキ再生区。定期的に草刈りをすることで維持できており、カヤネズミやホオジロの巣もあった。これらの動物を食べるヘビも多種類住んでいるとのこと。画面をタッチするとカヤネズミの巣がみられる。 |
水田の観察。画面をタッチするとヌマガエルがみられる。ツチガエルとの違いはおなかの色で見分けることができる。白いのがヌマガエル。 |
午後からは、室内で「両生類・爬虫類について」の講義を聞く。明治時代以降日本の湿地は減ってきているが、水田が湿地の代わりとなってきていた。しかし、現在では耕作放棄地が増え、水田も減ってきているので両生類の生息場所が減っているとのこと。画面をタッチすると湿地の代わりとなる水田の図がみられる。 |
水田については、耕作放棄のほかにも両生類にとって住みにくくなっている。両生類が減ることによって、爬虫類のヘビまで減ってきているとのこと。画面をタッチすると、注意が必要な両生類・爬虫類の説明がみられる。いきものを触ったら、手洗いは必要。 |