第7回講座 淀川ワンド群の自然再生と課題

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淀川ワンド群の自然再生と課題  (2022.11.5)

講座内容

「淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク」の活動見学と淡水魚の観察と河川環境の解説

講師

河合 典彦(国土交通省淀川環境委員会委員、環境省希少野生動植物種保存推進員)

場所 淀川城北ワンド群・赤川再生ワンド

菅原城北大橋の橋上より淀川本流と、生態系回復のための取り組みで再生された城北ワンドを見る。ワンドには本流の水も入るように工夫されている。

菅原城北大橋の橋げたにて説明があり、斜張橋に計画変更し橋脚を減らしたことによりワンドが保護されているとわかる。また、城北ワンドと「淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク」の保全活動についても説明があった。

地引網を使ってワンド内の生物の調査を行ったが、今回「イタセンパラ」は見つ からず。捕獲された魚は種類ごとに容器に入れて説明があった。ワンド内では、「オオクチバス(特定外来生物)」「ブルーギル(特定外来生物)」が捕獲されており、「イタセンパラ」にとっては生態系を脅かされている状況。画面をタッチすると「オオクチバス」を素手で掴んでいる様子が見られる。

ワンド周辺に生える植物について説明を受ける。「ナガエツルノゲイトウ(特定外来生物)」が繁殖しており放置するとワンド全体を覆うこともあり除去が必要。その一方で「ワンドスゲ(絶滅危惧Ⅱ類)」「タコノアシ(準絶滅危惧)」が減少してきている。画面をタッチすると、ワンドの仕切り道に生えている「タコノアシ」が見られる。

赤川鉄橋下の再生ワンドの説明があった。この場所は水位が膝位の浅瀬で産卵や稚魚の成育に良い環境となっている。画面をタッチすると網で魚を捕獲している様子が見られる。

 

 

堤堤防の土手に生えている「ススキ」「ヨシ」「オギ」を採取して受講生に手渡しその違いや特徴の説明があった。

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