第17期春夏コース第11回講座 両生・爬虫類の生態と保全

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第11回講座 両生・爬虫類の生態と保全  (2019.7.10)

講座内容

「両生類・爬虫類」の生態や形態の違いを知り、彼らを取り巻く生息環境の現状と保全を考える

講 師       田口 勇輝(地球環境学博士、特定非営利活動法人 日本ハンザキ研究所 理事・研究員)
場 所 天王寺動物園

今日の『両生・爬虫類の生態と生息環境』は大阪市立天王寺動物園との共催で実施した。マウスを写真の上におくと天王寺動物園の案内が見られる。これを見て参加者された方も多かった。

今日の講座の内容の説明から田口先生の講座が始まった。

自然の面白さを知り楽しみつつエコな暮らしをする優しさとそれを伝えることが人と自然が共存していくことだと説明があった。

脊柱動物の進化における両生類・爬虫類の位置づけを系統樹で学ぶ。この系統樹からどの動物とどの動物が近い種類なのかが分かる。

両生類であるカエルはオタマジャクシからカエルに変態した後は水の中でなく地上で生活する。樹上生活できる種の足には吸盤があり地上で暮す種には吸盤が無いことを知る。

大阪府の両生類も減少していることを知る。写真にマウスを置くと大阪府の爬虫類のレッドリストが見られる。

午後、アイファー(爬虫類生態館)で飼育担当者から飼育している爬虫類、両生類について説明を受ける。

飼育担当者がミシシッピーワニに上から細紐で鶏のムネ肉を吊り下げての給餌の実演があった。写真は肉をくわえようとするワニ。

最後に講義室に戻って、田口先生の研究課題であるオオサンショウウオについて詳しい説明を受けた。

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