第16期秋冬コース第8回講座 淀川の自然環境復元
第8回講座 淀川の自然環境復元 (2018.12.5) |
講座内容 |
淀川の自然環境復元 |
---|---|
講師 |
高田 直俊 (自然環境市民大学代表/大阪市立大学名誉教授) |
場所 | 淀川左岸河川敷―橋本~御殿山 |
淀川。古来より近畿一円の人々の命と暮らしを支えて来た大河。水利や治水のため河川工事が繰り返し行われて来たが、今はその自然環境の回復がはかられている。その淀川の左岸を歩く。 |
治水工事のため氾濫を起こさなくなって、河川敷の植生が樹林化し河岸の本来の姿を失っていく。それを防ぐために木々が伐採されているが「野鳥の止まり木」として、約50mに一本の間隔で木が残されている。 |
スズメウリの実。 |
川の中州に休む野鳥たち。この日冬の数は少なかったが、猛禽類は数種見られた。講座のはじめにミサゴを見たが「野鳥観察は待ったなし」カメラを向ける間もなく飛び去った。 |
樟葉ワンドに降りて、ワンドの役割や現状の問題点についての説明を聞いた。
|
河原に季節外れのナヨクサフジが咲いていた。 |
今夏の台風で根返りをしたエノキ。根は土から離れているにもかかわらず、梢の方では新しい芽が空を目指して伸びていた。 |
観察路横にある池。野鳥や野生動物の住処となっている。 |
対岸に作られた水制とそこで楽しむ釣り人たちを見た。 |