第16期秋冬コース第6回講座 秋の植物観察-果実や種子を中心に 

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第6回講座 秋の植物観察-果実や種子を中心に  (2018.11.14)

講座内容

どんぐりなどの樹木の実や秋の草花を観察

講師

木村 進(大阪府立泉北高校教諭、大阪自然環境保全協会理事)

場所 光明池緑地から光明池/ファインプラザ大阪 第4研修室

「秋は実りの季節、種の散布について観察しましょう!」という話で木村先生の講座が始まった。鴨谷台公園入口にて。

クロガネモチ→コナラ→クヌギ→シラカシ→アラカシ→イヌビワ→カナメモチ。秋に実をつける樹種の説明があった。マウスを写真の上に置くとクヌギの雌花が見られる。

樹木を伐採すると出てくる新芽は大きい葉をつける。シラカシを例に説明があった。マウスを写真の上に置くと切株から新芽がでている様子が見られる。

光明池周辺にもともとある雑木林の説明があった。備長炭で有名なウバメガシも確認できた。マウスを写真の上に置くとウバメガシの冬芽と今春開花した雌花が見られる。



午後からはファインプラザ大阪の研修室に移動しての講義。種子の散布の仕方などを学んだ。散布の仕方として動物、風、重力、自動散布などがある。

実際にウバユリの種子を使って散布がどのように行われるか試してみた。マウスを写真の上に置くとウバユリの種子が落ちている様子が見られる。

風散布型の植物。左上からアキニレ、アカシデ、シナサワグルミ、ハンノキ、クマシデ、イロハモミジ、マカラスムギ(重力散布)、メタセコイヤ。マウスを写真の上に置くと動物散布の植物が見られる。左上からモチノキ、スギ(風散布)、エノキ、ノブドウ、ヤブツバキ、クスノキ、ナワシログミ、モッコク、クロバイ、イヌビワ。

触るとはじけて風散布するガマ。その綿毛をルーペで観察。

最後にどんぐりのみで同定を行った。第2回の講座と違って、葉のないどんぐりのみでの同定はかなり難しかった。

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