第16期春夏コース第3回講座  春の植物観察-タンポポを中心に- 

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第3回講座 春の植物観察-タンポポを中心に- (2018.4.18)

講座内容 春の植物やタンポポ調査について学ぶ 
講師 木村 進(大阪府立泉北高等学校教諭/大阪自然環境保全協会理事)
場所 大阪歴史博物館/大阪城公園

木村進先生による「春の植物観察~タンポポを中心に」の講座が歴史博物館の一室で始まった。

在来種と外来種の見分け方。総苞外片で、上向きで圧着しているなら在来種。下向きで反り返っていれば外来種(セイヨウタンポポかアカミタンポポ)。雑種の多くも反り返る。


大阪府におけるタンポポ分布調査。継続的な調査から、外来種の多い地域が広がって来ているが、近年外来種の割合が減って来た地域が見られるようになった。

大阪城公園の一画で野外講座が始まる。春の陽光の中熱心に耳を傾ける受講生たち。写真の上にマウスを置くと受粉したばかりの実をつけたイチョウの雌花が見られる。

 

珍しいシロバナタンポポ。日本では西日本、特に四国などに多く見られるそうだ。

 

木村先生の「春~初夏の野草ミニ図鑑」を見ながら説明に聞き入る受講生たち。写真の上にマウスを置くとオヤブジラミが見られる。

 


ビオトープのそばで、水辺の植物のお話を聞く。クレソンは外来植物。ホテイアオイも外来植物。

 

大阪城公園の、カンサイタンポポが群れ咲く一画で観察。「カンサイタンポポ、やっと見つけた!」写真の上にマウスを置くと在来種に特徴的な上向きの総苞が見られる。

 

最後に班ごとにわかれて「一言感想」を書く。さまざまな植物と出会った一日だった。

 

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