第15期第33回講座 自然環境保全と法制度

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第33回講座 「自然環境保全と法制度」  (2018.1.17)

講座内容 日本の自然保護法制、自然公園と都市公園、大阪の自然の法適用状況、外来生物法について学ぶ
講師
藤原 宣夫(大阪府立大学 大学院・生命環境科学研究科 緑地環境科学専攻 教授) 
場所 大阪府立大学 学術交流会館

日本の自然保護と法制度の系譜・歴史から藤原先生の講座が始まった。

公害問題が収束し、総合的な環境保全対策の必要性から1993年に環境基準法が制定された。

更に自然と人が長く上手につき合って行こうとの考えを基に生物多様性国家戦略が作られた。

環境省の自然保護施策には、自然公園法や自然環境保全法、世界遺産条約がある(土地は買わず保護地域を指定し保護する)。

自然公園法に基づく自然公園には国立公園などがあり、自然の保護と自然を楽しむことを目的にしている。写真の上にマウスを置くと新しい慶良間諸島国立公園の公園計画図が見える。

自然環境保全法に基づく自然環境保全地域は15か所あり、自然環境の保全や生物多様性の確保を目的としている。写真の上にマウスを置くと15地域が見える。

都市公園法に基づく都市公園は土地を行政が購入し、都市環境維持などのために設置する。

外来生物法は、生態系、農林水産業への被害防止、生物多様性確保などのために平成17年に制定された。

のり面緑化は必要だが、外来種導入による問題もあり、今は自然進入促進工法(飛来ステーション)などが導入されている。 
ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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