第15期第26回講座 淀川自然環境の復元

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第26回講座 淀川自然環境の復元    (2017.11.15)

講座内容

淀川の自然環境の復元

講師

高田 直俊 (自然環境市民大学代表/大阪市立大学名誉教授)

場所 淀川左岸河川敷―樟葉~枚方

10月下旬2週続いて来た台風による洪水の跡が残る樟葉ワンドに向かう受講生。

樟葉ワンドで淀川の自然環境の現状と問題点とその回復について配布資料を基に説明する高田先生。

ワンドの上流の流れは穏やかにみえるが、琵琶湖からの放流が毎秒25~30トンと規制されていることを知る。

河川観察ルートを記載した地図を片手に歩く。今歩いている道のすぐ近くに川が流れていたと聞く。

洪水によって倒れたセイタカヨシ。マウスを写真に置くと河川敷のゴルフ場のネットの被害状況が見える。

樹木が伐採されている現場は洪水の跡が残っており、対岸の鵜殿が眺めることができる。

樹木が伐採された後にセイタカヨシが繁茂している。昔はヨシ原だったことを知る。

河川敷を歩いているといろいろな生き物を観ることができる。写真は川面のコガモ。写真にマウスを置くと観察路横の池に棲むヌートリアが見れる。初めて見た受講生もいた。

枚方河川敷公園で、高田先生は「今見てきたことから川を見る眼を養ってください」と講座を締めくくられた。

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