第15期第17回講座 河口干潟の自然と保全

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第17回講座 河口干潟の自然と保全  (2017.9.6)

講座内容

大阪湾岸に唯一残る泥の干潟、男里川河口干潟の成り立ちから、現在への環境変化を知り生態系のつながりを学ぶ

講師

田中 正視 (男里川干潟を守る会顧問 環境省自然公園指導員 大阪府自然環境保全指導員)

場所

午前:樽井区民センター2階会議室 午後:男里川干潟

60年間の男里川周辺の自然環境の変化や保全活動の話で田中先生の講座が始まった。空の会(市民大学修了生の会)会員で先生と共に活動する河添さん、前田さんも講座をサポート。

橋脚の耐震補強工事にときには行政や業者と折衝を重ね、群生するハマヒルガオ(写真)は工事中避難させて保護した。写真の上にマウスを置くと、避難中の様子が見える。

大阪湾は殆どが人工の海岸に変わり(図の赤色が人工海岸)、自然海岸は1%以下になっている。。

午後は現地見学。埋立地の一部で海浜の原風景復元に取組んでいる様子を見学。写真の上にマウスを置くと、説明が見える。

残された河口干潟で生物を観察。河口付近の海岸は、昔は白砂だったが、今は砂利に変っている。

干潟一面にハクセンシオマネキの白い点が。写真の上にマウスを置くと、ハサミを振り上げる様子が見える。

河添さんのサポートのお蔭でケフサイソガニも手に取って観察することができた。

花が終わって葉だけになったハマヒルガオ。前田さんからは河口に生息する植物を教えてもらった

新しく葉を出したハマサジ。写真の上にマウスを置くと、葉を落とし、花を咲かせて実を残すハマサジが見える。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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