第15期第4回講座 植物 ①
第4回講座 植物 ① (2017.4.26)
講座内容 | 春の植物やタンポポ調査について学ぶ |
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講師 | 木村 進(大阪府立泉北高等学校教諭/大阪自然環境保全協会理事) |
場所 | 大阪歴史博物館/大阪城公園 |
雨の中、大阪城公園で、木村先生の「植物①」の講座が始まった。 |
ハルジオンとヒメジオンの区別の仕方を教わった。花の色・花のつき方・葉のつき方・茎の状態等々。写真の上にマウスを置くと、ハルジオンの花が見える。 |
カンサイタンポポ・セイヨウタンポポ・アカミタンポポ、3種類のタンポポが見つかった。セイヨウタンポポは3日間咲き続けてからしぼむ。写真の上にマウスを置くと、1日目の花が見える。えっ、どこで見分けるの? |
1975年から市民参加の環境調査としてタンポポ調査を始めた。外来種は2005年をピークに現在やや減少傾向、在来種が復活している。写真の上にマウスを置くと、外来種の比率の変化が分かる。 |
タンポポの見分け方を教わる。総苞が上向きなら在来種、反り返っていると外来種。写真の上にマウスを置くと、タンポポの花が見える。どちらが在来種のカンサイタンポポでしょう? |
タンポポはたくさんの小花の集まりである。「花びらは何枚?」と、クイズ形式で講義が進む。 |
「タンポポに最も近縁の植物はどれですか?」答えはアのレタスです。えーッヒマワリではないの? |
タンポポの1つの小花をルーペで観察する受講生。花びらは5枚、めしべは?子房は? |
セイヨウタンポポの総苞の状態とその変化のグラフ。右端⑤は純粋、①~④は雑種。最近は雑種のセイヨウタンポポが増加していて、区別が難しくなってきた。身近で奥深いタンポポである。 |