第14期第25回講座 キノコ・菌類 

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第25回講座 キノコ・菌類   (2016.11.9)

講座内容 キノコの分類と同定方法について
午前 近畿大学農学部で野外観察
午後 近畿大学実験室で講義
講師 澤畠 拓夫(近畿大学農学部環境管理学科里山生態学研究室 准教授)
場所 近畿大学農学部

「キノコは菌類が胞子をつくるためのもので、キノコを知るには樹木との関係を知ることが大事です」との話から澤畠先生の講座が始まる。

木の幹や枝に着くキノコは、枯れた枝など弱ったところに着き、木を枯らすこともある。写真の上にマウスを置くと、木の穴に着いたチャアナタケモドキが見える。

木の根に共生する菌根菌は共生する木が決まっている。写真は松と共生するショウロ(漢字では松露と書く)。

キノコが多く出るやせた松林でキノコを探す受講生。写真をマウスの上に置くと、ここにはえていた食用になるシモコシが見える。

キノコは水を吸って大きくなるため、小さいときは色が濃く、大きくなると薄くなることも知る。写真のハタケシメジでその違いが分かる。

採取したキノコを実験室に持ち帰り、種類ごとに整理し、それぞれの特徴について説明を聞く。


胞子を袋の中に作って弾き出す「子のう菌」とキノコの傘から胞子を落とす「担子菌」の2種類があることを学ぶ。

キノコを作る菌糸(管状になった細胞)の構造や種類についても学ぶ。

採取したキノコの菌糸や胞子を顕微鏡で実際に見て確認する。

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