第14期第24回講座 植物調査法②

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第24回講座 植物調査法②   (2016.10.19)

講座内容

前半:川の環境と植生に関する講義
後半:前回の植生調査資料を整理して群落区分を行い、各調査グループごとにまとめた結果と考察を発表

講師

福井 聡(一般財団法人日本気象協会)

場所 大阪歴史博物館第2会議室

福井先生の講義は川の説明から始まった。川の見方の1つ目は、上流から下流に縦断方向に見ていく。

オギ群落は河原に発達し、野鳥や昆虫などのすみかになっている。

古い地形図から河原の面積が減少している事や外来種が増えていることを知る。

川の見方の2つ目は、水際から堤防方向に横断面を見ていく。マウスを写真の上に置くと、川の横断面の模式図がみられる。

チガヤ草原は動植物が豊かに生息していて残したい草原だが、放置するとススキの草原に変わっていく。チガヤ草原は人の利用と管理により維持される。

淀川での植生調査のまとめ方を説明する福井先生。

調査結果を表にあらわし、グループ分けを試み、群落の名前をつける。そこから何が分かるか?考察する。

班ごとに作業をする受講生。マウスを写真の上に置くと、作成中の表が見られる。

受講生の発表後、最終表である組成表を見ながら、先生の説明を聞く。群落ごとに色分けしてある。

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