第14期第20回講座 昆虫②

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第20回講座 昆虫②   (2016.9.21)

講座内容

秋に見られる昆虫の形態や生態について学ぶ

講師

前田 一郎 (NACS-J自然観察指導員/奈良自然観察会会員・生駒休耕田クラブ)

場所 明日香 甘樫丘周辺

「生い茂って嫌われるクズやヤブガラシも昆虫が沢山いる植物の一つです」と昆虫の探し方から前田先生の講座が始まる

カマキリなどの攻撃性のある昆虫も、優しく手に乗せれば、攻撃しないことを知る。写真の上にマウスを置くと、大人しいカマキリの様子が見える。

カラムシの葉を食べるフクラスズメの幼虫。刺激すると前半身を揺すって威嚇する。写真の上にマウスを置くと、幼虫の拡大写真が見える。

草むらにいたツチイナゴ。イナゴの特徴は触覚が短く、前脚の間に突起があること。写真の上にマウスを置くと、前脚の間の突起が見える。

昆虫に詳しい空の会(市民大学修了生の会)昆虫部会の白石さんが、スタッフとともに講座をサポート。写真の上にマウスを置くと、白石さんが見つけた珍しいカンタンが見える。

鳴く虫の一つマツムシ。両翅にあるヤスリ状の突起をすり合わせて鳴く。写真の上にマウスを置くと、クツワムシやウマオイの翅が見える。

木の洞に集まったヨコヅナサシガメに見入る受講生。写真の上にマウスを置くと、沢山のヨコヅナサシガメが見える。

幼虫が脱皮する度に自分の頭部を残して頭に付けるというリンゴコブガの説明も聞く。写真の上にマウスを置くと、4つの頭を乗せたリンゴコブガの蛹が見える。

最後に今日のまとめ。「昆虫は実体験を通して、虫のいた環境や様子などを感動、感激を持って観察することが大事です」と前田先生。

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