第14期第10回講座 水田を見る

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第11回講座 水田を見る  (2016.6.18)

講座内容 水田農業の現状と水田のもつ自然環境への多面的な機能について考える
講師 松下 美郎(地方行政独立法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 研究支援室審議役)
場所 能勢町平野付近  午前:能勢くりの郷から地区会館  午後:地区会館からため池  

午前の講座場所に移動途中、田植えが終わった水田を示しながら能勢の水田の現状について説明を聴く。

「田んぼの広さは1反、2反と数え10反で1町歩。10m×10mで1アール。1アールを1反として……。」という田んぼの面積について教わる。

平野会館に到着。「自然環境を考えるのに水田について学ぶのは、水田の生態系を知ることに意義があります。」との説明から講座が始まる。

大阪の水田を知ることについての講義は、クイズ形式で進められた。そして,クイズの答について詳しい解説があった。

午後からは能勢の棚田を歩く。観察コースにアオバズクが棲むというので、みんなで観察。マウスを写真の上に置くと受講生を見下ろすアオバズク。

耕作放棄された田を観る。放置しておくとススキ,ササが生い茂りいずれは極相林になっていくという。

 

棚田の石の積み方は能勢地方独特のもので「ガマ」と呼ばれている。

観察コースの最奥部のため池。この池の水が棚田を潤している。池周辺にいる生き物を観察する。マウスを写真の上に置くと乱舞するオオイトトンボ。

美しい棚田の広がり。この景観は農家の方々の手入れにより保たれている。マウスを写真の上に置くと農家さんが保護しているササユリの花。
 
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