第13期第32回講座 保全運動

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第32回講座 保全運動   (2016.1.20)

講座内容

信太山丘陵の自然と保全運動について学ぶ

講師

田丸 八郎(NPO法人 信太の森FANクラブ 理事長)

場所

午前:信太の森の鏡池史跡公園「信太の森ふるさと館」

午後:信太山丘陵の惣ヶ池湿地・草地保全地

田丸先生の講義は、信太山丘陵のなりたちや歴史・文化、自然環境から始まり、自然保護運動の歴史へと進んだ。

信太山丘陵の自然保護運動は「シリブカガシを守る運動」から始まり、「里山自然公園を求める運動」へと発展した。

和泉市への請願が採択され、保全活用検討委員会が答申した基本方針に基づき、現在、里山自然公園実現に向けた活動が続いている。

仲間作りや科学的データの重要性など、自然保護運動から得た教訓の説明で午前の講義が終了した。

午後は現地に行き、保全の状況を見学。写真は草地復活を進めている場所。大学と一緒に草地復活の方法も研究している。

貴重な植物や動物が生息する惣ヶ池湿地の説明を受ける受講生。

惣ヶ池湿地に生えるシダ植物のトウゲシバ。写真の上にマウスを置くと、拡大写真が見えます。

惣ヶ池湿地の中の池。現在、カスミサンショウウオの繁殖を目指している。

丘の上の水分の多い場所にはコモウセンゴケも生えている。写真の上にマウスを置くと、コモウセンゴケが見えます。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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