第13期第27回講座 地域の保全活動

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第27回講座 地域の保全活動   (2015.11.25.)

講座内容

富田林市における自然環境保全活動の実際を学ぶ

講師

田淵 武夫(富田林の自然を守る会代表、大阪自然環境保全協会理事)

場所 門前屋旅館/富田林市奥の谷

富田林の自然を守る活動、奥の谷の里山の保全について、田淵先生の講義が始まった。

雑木林の下樵り(したごり・低木を切る)により、コバノミツバツツジの花が復活した例。  

復活した春の林床植物。ササユリ・シュンラン・キンラン・シハイスミレ・ショウジョウバカマ。

スギ・ヒノキの人工林を間伐すると、林床の草や中低木が育ち、緑豊かな林になった例。

午後、雨の中を奥の谷の現地見学。年に2回草刈りをして、在来の草花が復活した畔。

補助金で炭焼き窯を設置。伐採した竹は竹炭となって活用している。

 

竹が侵入した雑木林と、竹を伐採して侵入を抑えている雑木林の境界で、現状を比較して観察。竹の伐採の重要性を学習した。

スギの間伐材を利用して作った階段。これは昨年度の受講生による「企画運営」の活動の成果。

鬱蒼とした雑木林が、下樵り作業により光と風が通る林に生まれ変わった。ここも一昨年の受講生による活動の成果。

 
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