第13期第26回講座 淀川自然環境の復元

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第26回講座 淀川自然環境の復元    (2015.11.18)

講座内容

淀川の自然環境の復元

講師

高田 直俊 (自然環境市民大学代表/大阪市立大学名誉教授)

場所 淀川左岸河川敷―樟葉~枚方

淀川の自然環境の変化とその回復のための活動状況や課題の説明で、高田先生の講座が始まる。

環境改善事業で作られた樟葉ワンドを観察しながら、自然環境復元の難しさを知る。

冠水や攪乱のない高水敷にはアレチウリが猛繁殖していた。クワから垂れ下がるアレチウリの実。→マウスを写真の上に置くと、星形の実が見える。

対岸に見える鵜殿のヨシ原。河床低下で水面から数m高くなっており、順次切下げ工事が行われている。

砂の堆積で中洲ができ、イカルチドリやコチドリが繁殖するようになっている。→マウスを写真の上に置くと、中洲に来ているミサゴが見える。

砂が流され、石組だけが残った牧野ワンド。結果として、水が流入出する自然環境が出来ている。→マウスを写真の上に置くと、カンムリカイツブリが見える。

樹木が茂り、森のようになっている高水敷。伐採処理には多額の費用がかかる。

施設公園で繁殖したナガエツルノゲイトウを駆除するため、遮光シートがかけられている。

淀川資料館に到着し、淀川水系の地図を見ながら、講座のまとめを行う。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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