第13期第22回講座 昆虫②

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第22回講座 昆虫②   (2015.10.14.)

講座内容

秋に見られる昆虫の形態や生態について学ぶ

講師

前田 一郎(NACS-J自然観察指導員/生駒休耕田クラブ)

場所 橿原神宮外苑の森

「たくさん落ちているドングリは何でしょうか?」と、前田先生の講義が始まった。マウスを写真の上に置くと「アラカシです。」

オオカマキリを手に取り、「危険を感じないとおとなしい、大丈夫ですよ。」と、昆虫との付き合い方を学ぶ。マウスを写真の上に置くと、腕を歩くジョロウグモ。「これも何もしない。」

腐った木にどんな生物がいるか探す受講生。ヤスデ・アリ・ムカデ・オサムシやゴキブリなどが見つかる。モリチャバネゴキブリは家のクロゴキブリとは異なる。

ウラジロガシの樹皮は剥がれやすく、そのくぼみは虫の隠れ家になる。虫探しは、虫の気持ちになって、虫が隠れたい所を探すと良い。

側溝の落ち葉の中を探すと、オニヤンマのヤゴが見つかった。こんな浅い溝にいるとは!

草の葉の上には緑色のセスジツユムシ(バッタの仲間)。褐色型もある。

昼食時も本の紹介や午前中の採集物の確認や質問タイムになった。マウスを写真の上に置くと、クビキリギス。成虫越冬して春1番早くから鳴く虫。

ドングリの中で2番目に美味しいスダジイのドングリを拾う。さて、1番美味しいものは、分かりますか?

落ち葉の下にはどんな生物がいるか、上から順番に剥がしていくと、落ち葉などを分解する掃除屋の土壌生物がいる。マウスを写真の上に置くと、採集した生き物。オビヤスデ・トゲナナフシ・コガネムシの幼虫・・・

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