第13期第20回講座 金剛山の自然
第20回講座 金剛山の自然 (2015.9.30.) |
講座内容 |
午前 金剛山の樹木を学ぶ |
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講 師 |
佐藤治雄(理学博士・植物生態学、大阪府立大学名誉教授/自然環境市民大学代表講師) |
場 所 | 金剛山 |
今日の午後は班ごとに応援スタッフを中心に観察会をします。まずは応援スタッフの紹介です。 |
クマノミズキは対生で、葉をそっとちぎると道管が糸のように引き延ばされる。佐藤先生の実演つきの話は興味深い。 |
トチノキの前で、「どれが葉1枚でしょうか?」「掌状複葉です。」また、「冬芽を触ってみてください。」 |
ヤマシロギクの花。マウスを写真の上に置くとアキチョウジの花 |
ブナの実は数年に1度豊作になる。親木の下では成長せず、火事や台風などによるかく乱でギャップができると、若木が育つ。マウスを写真の上に置くとブナの実。 |
午後は班ごとに活動。葛木神社の近くのスギ林を歩く。仁王杉と呼ばれる巨木もある。 |
キンミズヒキの黄色い花が目立つ。赤白の花のミズヒキに似ているので、キンミズヒキというが、全く異なるバラ科。果実はカギのある刺をもちひっつき虫になる。 |
メヤブマオの観察をする受講生。イラクサ科。花序の下方は雄花で、上方は雌花。 |
ホコリタケのなかま。押さえると、たくさんの胞子がホコリのように出てくる。 |