第13期第14回講座 キノコ・菌類 

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第14回講座 キノコ・菌類   (2015.7.15)

講座内容 菌根菌の生態的役割・キノコの分類と同定方法について
午前 近畿大学農学部で野外観察
午後 近畿大学実験室で講義
講師 澤畠 拓夫(近畿大学農学部環境管理学科里山生態学研究室 准教授)
場所 近畿大学農学部

大学キャンパスの雑木林や緑地の中でキノコを観察し採取することから講座が始まる。

ナラなどが生える林の中には菌根菌のキノコが沢山ある。採取したキノコの特徴を説明する澤畠先生。

林の中からカレーの臭いが。ニオイワチチタケは近づくと、臭いで分かる。

→マウスを写真の上に置くと、ニオイワチチタケの拡大写真が見える。

枯れた松にヒトクチタケが沢山出ている。ヒトクチタケも特徴のある臭いがする。

→マウスを写真の上に置くと、ヒトクチタケの拡大写真が見える。

卵の形のツチグリ。ナイフで切って内部も観察する。

昼食後、実験室で採取したキノコを整理し、見分け方や特徴について学ぶ。


その後、講義で「キノコは子嚢菌類や担子菌類が胞子を作る組織であること」や「キノコの形態と胞子散布方法の関係」などを学ぶ。

落ち葉や動物の排泄物を菌類や微生物が分解してリンなどの無機物にすることで植物が利用できるようにしていることも学ぶ。

菌根菌は菌糸が木の根を包み込み(白いのが根、その周りの茶色いのが菌糸)、共生している。

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