第13期第13回講座 両生・は虫類の生態と保全
第13回講座 両生・は虫類の生態と保全 (2015.7.8.) |
講座内容 |
「両生類・は虫類」の生態や形態の違いを知り、彼らを取り巻く生息環境の現状と保全を考える |
---|---|
講 師 | 田口 勇輝(地球環境学博士、NPO法人日本ハンザキ研究所研究員理事・研究員) |
場 所 | 大阪府環境農林水産総合研究所 環境情報プラザ・研修室 |
「自然の面白さを伝えるには自然を知り、考えることを身につけること。そして、自然を好きになること」と田口先生の講義が 始まった。 |
前足の吸盤が無いカエルは地面を歩き、吸盤のあるカエルは木登りをすることや、カエルは泳ぎが苦手ということも知る。 |
カエルの鳴き声も聞きながら、大阪に生息する両生・爬虫類の生態を学ぶ。 |
色々なカエルやヘビ、イモリ、ヤモリなどの実物も観察する。 |
ジムグリ(ヘビ)を取り出して、皮膚の感触を体感する。地面をとらえて器用に動く腹側がさらっとしているのに驚く。 |
生きているコオロギをどの様に食べるかを観察する受講生たち。 |
田口先生は、特にオオサンショウウオが専門で、午後はその生態や共存方法、文化について学んだ。 |
オオサンショウウオは体の模様が個体毎に違い、これにより個体識別できる。 |
サンショウウオは漢字で「鯢」と書き、呼び方も地方毎に色々あり、日本の文化に根付いている。 |