第12期第37回講座 企画運営⑤

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第37回講座 企画運営⑤   (2015.3.4)

講座内容

企画運営活動の結果発表

午前 : 2班 竹林の整備と竹炭作り

午後 : 講評

講師

佐藤 治雄 (自然環境市民大学代表講師/大阪府立大学名誉教授)
田渕 武夫 (富田林の自然を守る会代表/大阪自然環境保全協会理事)

場所 富田林市彼方 奥の谷

企画運営発表第2日目。2班の発表は、まずタケを伐採した尾根を見ることから始まる。尾根に向かう受講生。

尾根では、竹林がどうして増えるのかや、タケの性質、里山の保全・管理の方法の説明があった。

毎木調査やタケの伐採の様子について、苦労話を交えながら説明する「かぐや姫」に扮した発表者。

つぎに炭焼き窯の前に移動し、竹炭の作り方を説明。 「伐採したタケを長さ80cmに切り、4ツ割にして、窯にきっちり並べて入れる。」

炭焼きの実際とポイントを、窯の温度や煙の色の変化などの観察データを示しながら説明する発表者。

タケの種類や竹炭および竹酢液の多様な利用方法についても詳細な説明があった。

「セルロース・リグニンが分解され炭化することで、生のタケ500gが80gの竹炭になる。竹炭1g当たり表面積725m2もの微細孔がある。」

昼食後、田淵先生、佐藤先生の講評。どの班も精力的に活動し、当初は不可能と思えた程規模の大きな企画を完遂させたことが称賛された。

最後に全員で懇談会。1年間を振り返っての感想・意見・抱負などを全受講生に話してもらった。

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