第12期第28回講座 里地・里山①

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第28回講座 里地・里山①   (2014.12.3)

講座内容

里山保全管理/植生調査の実際と植生管理への展開を学ぶ
午前:講義 里山の保全管理について/午後:5×5mのコドラート内の毎木調査

講師

中川 勝弘(五月山グリーンエコー代表、大阪府自然環境保全指導員、森林インストラクター)

場所 午前:五月山児童文化センター/午後:池田市五月山公園(五月平展望台南東面雑木林)

植生の違いが動物相にも及ぶことなど、森林を知ることから午前の講座が始まる。

 

「里人の生活生態系として里地・里山を捉えるのが生物生態系保全という観点から妥当だと思う」と語られる中川先生。

午後の調査実習に向けて、里山管理における毎木調査の必要性と調査方法を学ぶ。

実習地に向かう途中、五月山グリーンエコーが行っている里山保全・管理の状況や植生の説明を聞く。

アカマツ以外を皆伐し、十分な光が当たるようにしてアカマツの再生を進めている区域も見る。

実習を始める前に、実習地の状況や毎木調査の具体的な手順などの説明を聞く。

3つの班毎に、5m×5mの毎木調査区画(コドラート)を、ロープを張って決める。

コドラートに生えるすべての植物の種名、位置、直径、樹高を調べて、記録する。

調査が終わり、次回講座に向けて、調べた区画をどのような里山にしたいかについて討議する受講生。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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