第12期第25回講座 淀川の自然環境

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第25回講座 淀川の自然環境の復元    (2014.11.05.)

講座内容

淀川の自然環境の復元

講師

高田 直俊 (自然環境市民大学代表/大阪市立大学名誉教授)

場所 淀川左岸河川敷―樟葉~枚方

樟葉ワンドの前で、高田先生の、淀川の自然環境の変化とその回復のための活動状況や課題の説明から講座が始まる。

砂の堆積で大きくなった中洲の状況や、温暖化の影響で増えているセイタカヨシの状況を見る。

冠水や攪乱の殆どない高水敷には、特定外来生物のアレチウリが猛繁殖している。

高水敷の草地にはジョウビタキのメスがいた。

高水敷には、エノキ、センダン、ナンキンハゼ、クワ等の樹木が茂る。中央に見えるのはセンダン。

砂が流されて、石組だけが残った復元ワンド(牧野ワンド)。結果として、常に水が流入出する自然環境が出来ている。

樹木が茂り、森のようになっている高水敷。順次、計画的な伐採が進められている。

河原での昼食中に、ミサゴが飛来。ホバリングして魚を狙う様子が観察できた。

水深を下げて船の航行を可能にすべく、6~7年前に作られた水制。水制は頻繁に攪乱のある自然環境になっている。

樹林帯に、アトリの群れが来ていた。

天野川に設けられた効果的な魚道。

費用削減で管理されなくなった高水敷の公園。現在、自然環境回復策が検討されている。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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