第12期第22回講座 昆虫②
第22回講座 昆虫② (2014.10.1.) |
講座内容 |
秋に見られる昆虫の形態や生態について学ぶ |
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講師 |
前田 一郎(NACS-J自然観察指導員/生駒休耕田クラブ) |
場所 | 甘樫の丘 |
マツムシの説明から講座が始まる。「今日の講座で見つからなかったら残念なので、夜中に採集してきました。」と前田先生。 |
「トンボの足は全部前向きについている。なぜ??正解でなくていいから考えてください。」という先生の問いかけに、受講生の頭はフル回転しだす。 |
セイヨウカラムシの葉を食べつくすフクラスズメの幼虫。体をふるわせて威嚇もする。幼虫が精一杯生きているのを知って、受講生の間に感動が広がった。 |
昼食後の講座は、ハラビロカマキリの腹部先端を水に浸けて、寄生するハリガネムシを出す実験から始まった。クツワムシ、ウマオイ、マツムシ、アオマツムシ、カネタタキと実物を見ながら説明が続く。 |
フクラスズメの成虫。「一見、美しくないガですが、よく見ると青いところは着物の模様にありそうですね。」虫への愛情あふれる話が続く。 |
甘樫の丘の林の間を登っていく受講生。ツバキの並木、ススキの株立ち、ウバユリの群落と続く。 |
ツチイナゴの成虫。「今までトノサマバッタだと思っていました。」と受講生。 |
飛鳥川にはヤマトヌマエビやスジエビ、腹部に吸盤のあるヨシノボリなどが生息していた。 |
カマキリの頭部。実はカラスウリの種子(右の黄色い方)にペイントを施した先生の作品です。 |