第11期第19回講座 植物②

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第19回講座 植物②  (2013.9.11.)

講座内容

ドングリや秋の草花を観察しながら植物の繁殖戦略を見る

講師

木村 進(大阪府立泉北高校教諭、大阪自然環境保全協会理事)

場所 鴨谷台公園から光明池周辺/ファインプラザ大阪第4研修室

鴨谷台公園で木村先生作成の資料図鑑「夏~秋の野草」の説明を受ける。春の講座「植物①」でも同様の資料が配布され受講生には好評であった。 

落葉の中から、コナラの芽生えが見られた。

 

クヌギの木を囲み、葉や実(ドングリ)の付き方を観察する。受講生は「同じように見えていた葉の違いに気づかされた。クヌギとか2年かけてドングリになることを初めて知りました」 。    

 

講座の応援に来てくださったサブスタッフの斎田さんから光明池の主堤防造成の経緯、植生についての説明を受ける。 

光明池の主堤防で植物観察をする受講生。ワレモコウなど秋を感じさせる花が咲いていた。 

サブスタッフの正田さんから草花の説明を受ける受講生。斎田さんと正田さんは定期的に光明池の植生調査をされている。 

午後からは、種子散布など植物の繁殖をテーマに、「ファインプラザ大阪」の研修室で講義を受ける。 

カラスムギの種子に水をかけると芒(のぎ・種子から伸びている長い毛のようなもの)が回転する。ルーぺを使って芒 (のぎ)のしくみを調べる受講生。 

各班に配布されたポリ袋に入っている植物の葉、実を見ながら植物名を同定する。袋は各班26袋で、各袋にアルファベットが書かれている。一日体験受講者2名も班作業に参加をした。試料は木村先生が通勤の途上などを利用して採集された。 

配布された講座資料、図鑑などを使い、植物名を調べ表に書き込んでいく。午前中の野外観察で出た植物が多く各班とも全問正解であった。 

最後にドングリの見分け方について、説明があった。受講生は「ドングリの形状から名前を探していく作業。非常に面白い経験でした。これからもっと知識を深めて行きたいと思います」。

 

班会議の様子。次回から講座の後期が始まり班替えとなる。 

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