第11期第18回講座 野鳥②

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第18回講座 野鳥②   (2013.9.7.)

講座内容

午前 : 南港野鳥園設立の経過 、 鳥類についての講義
午後 : 野鳥園での野鳥観察

講 師

高田直俊 自然環境市民大学代表 前大阪自然環境保全協会会長 大阪市立大学名誉教授

関 優   関環境調査研究所代表 山階鳥類研究所標識調査協力調査員

場 所 大阪南港野鳥園

今回の講座は大阪南港野鳥園展望塔及びその周辺で行われた

 

「最初に高田先生に南港野鳥園の経緯説明を頂き、その後、関先生に野鳥の基本の講義を頂きます」 との司会者の説明で講義が始まった

シギ・チドリ類の渡りについて、地図を見ながら説明を受けた。シギ・チドリは干潟に特化した渡り鳥である。これらの多くは北極圏から南極圏まで長距離を渡る

大阪南港野鳥園開園の経緯、及び(公)大阪自然環境保全協会との関わり(協会活動の原点)の説明を受ける。 残念ながら来年度この公園の廃止(設備は残るが)が決まっている。何とか守っていきたいと高田先生

鳥の特徴は「羽」があることで、その種類、役割や換羽について剥製を使いながら関先生の講義を受ける

パネルと剥製を使って、翼の各部分の名称について詳しく説明があった

関先生の翼の説明を聞き漏らすまいと熱心に確認している受講生 

 

正羽は羽軸(裏に溝がある)、羽弁と羽柄があり、その機能は飛ぶためや皮膚の保護の役割を担う。羽枝を拡大して見ると、カギ状になっているので手で裂いても元に戻る

各テーブルを回りながら剥製の鳥を使って説明された。受講生は初めての経験に興味津々

屋外に出て野鳥を観察する受講生。コサメビタキ、センダイムシクイなどを見ている

北観察所に移動し望遠鏡、双眼鏡で観察する受講生

 野鳥観察は観察した鳥の名前、場所、時間、環境等記録する事。後で参考になるので皆さん実施して欲しいとのアドバイスを受ける。その後鳥合わせを行う。今回は27種の野鳥が観察出来た。最後に、今後もこの南港野鳥園が継続される事を願って関先生の講義は終了した

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