第10期第30回講座 土壌

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第30回講座 土壌   (2012.12.15.)

講座内容

樹木にとって重要な土壌についての学習と土壌調査の実習

講師

伊藤 孝美(大阪府農業大学校講師)
田渕 武夫(富田林の自然を守る会代表、大阪自然環境保全協会理事)

場所 滝谷不動尊の門前の旅館/富田林市奥の谷

午前中は講義で、講師の伊藤先生の紹介。

 

「植物生育の基本となるのが土壌です」と伊藤先生。

午後からは実習で、ヘルメットをかぶって先生から説明を受ける。

シャベルや調査道具を持って実習地へと向かう受講生。

土壌調査地点は雑木林の一画で、先ず穴を掘り易いようにササを切って除く。

疲れたら交代をしながら、順調に穴掘りが進んでいく。

随分深く掘れているが、目標の深さは1メートル!

掘れたら、断面を観察しやすいように、ていねいに削って平らにする。

断面の各層の土を指でつまんで、砂や粘土の状態や、含水状態を調べて記録。

断面の各部分の土色を土色帳と対応させることによって決定。 

各班ごとに先生の講評。3班の中ではここが一番尾根の上に近いので腐食層が浅く、固くて掘りにくかった筈とのこと。

新鮮な体験による知的満足感と快い(?)身体的疲労感を味わいつつ班会議に臨む。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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