第10期第18回講座 植物②
第18回講座 植物② (2012.9.12.) |
講座内容 |
どんぐりや秋の草花を観察しながら植物の繁殖戦略を見る |
---|---|
講師 |
木村 進(大阪府立泉北高校教諭、大阪自然環境保全協会理事) |
場所 | 鴨谷台公園から光明池周辺/ファインプラザ大阪第4研修室 |
講師の木村先生(写真右)。そして、本日の講座で応援にきて頂いたサブスタッフの正田さんと斎田さん。また、本日の講座には、一日体験の参加者もあった。
|
鴨谷台公園でエノコログサの説明をされる木村先生。今日は秋の草花、ドングリの観察をする。 |
いろいろなブナ科植物が植えられた場所で、落ちているドングリを捜す受講生。殻斗の違いで落葉樹のドングリか、常緑樹のドングリかを見分けることができる。 |
光明池造成の歴史などについて、説明される斎田さん。齋田さんと正田さんは毎月、光明池の植生調査をされている。 |
光明池の主堤防での観察をする受講生。 |
堤防で見られた、ツリガネニンジン。この他、いくつかの秋の七草が観察された。 |
午後からはファインプラザ大阪の研修室での講義。「泉丘丘陵の植生の変遷」について語られる木村先生。 |
木村先生は用意された様々な植物を示しながら「種子散布、ドングリ」について説明をされる。写真は、2枚の羽根を付けた実をもつフタバガキ。大きな翼を持ち、風にのって種子散布が行われる。 |
シンジュの種子。光明池周辺には、風散布されたシュンジュの幼木が数多く見られた。 |
ドングリを観察する受講生。「多くの実物と比較しながら、違いが今までより理解できました」。 |
ムクノキのザラザラとしたヤスリのような手触りを確かめる。 |
班会議をする受講生。「光明池の堤の植物が他のところでは見られない事におどろいた。元ある自然の大切さに気付きました。ドングリでこんなに盛り上がるとは」。 |