第10期第5回講座 植物①

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第5回講座 植物 ①  (2012.5.12.)

講座内容 春の植物やタンポポ調査について学ぶ
講師 木村 進(大阪府立泉北高校教諭・大阪自然環境保全協会理事)
場所 大阪環境情報プラザ/大阪城公園

講師の木村 進先生。午前は、タンポポを指標とする環境調査・「たんぽぽ調査」についての講義。

タンポポの在来種と外来種はどこで見分けるのか、カンサイタンポポとセイヨウタンポポの写真で説明をされる木村先生。

大阪の各地で急速な開発が進行し、外来種の比率が急ピッチで郊外へ拡大していく様子を過去のタンポポ調査から知る。

「籠城する?在来種のタンポポ」。開発が及んでいない各地のお城には、在来種のタンポポが多く残る。

タンポポ調査は、だれもが調査に参加することができ、参加者が地域の環境変化に関心を持つことが出来る調査である。

午後からは、大阪城公園で春の野草を観察する。配布された「野草図鑑プリント」を見ながらコースの説明を受ける。

野草を探す受講生。

タンポポを示しながら、その特徴を説明される木村先生。

タンポポと同じキク科であるが、タンポポと見間違うノゲシ。 

カンサイタンポポの総苞外片の状態を調べる受講生。

ヘビイチゴの花と実を観察。「野草図鑑プリント」に掲載されている植物が次々と出現する。

木漏れ日の中、班会議。「野外の観察おもしろかったです。タンポポを通じていろんなことがみえてくるんだなぁと思いました」。 

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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