第10期第14回講座 両生類・は虫類の生態と保全

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第14回講座 両生類・は虫類の生態と保全   (2012.7.18.)

講座内容 「両生類・は虫類」の生態や形態の違いを知り、彼らを取り巻く生息環境の現状を考える。
講師 田口 勇輝(地球環境学、NPO法人日本ハンザキ研究所/広島市安佐動物公園飼育技師)
場所 大阪府環境農林水産総合研究所 環境情報プラザ・研究室

 

「両生類の基本的な生活と現状の問題点を中心に話します」と語られる講師の田口先生。 

両生類とは、無尾類(カエル)、有尾類(サンショウウオ、イモリ)、無足類(アシナシイモリ・・熱帯地方のみに分布)に分かれている。  

カエルのジャンプの連続写真を見る。腹部から着地する。

 

 

大阪のは虫類は、47%が絶滅危惧種。両生類は58%が絶滅危惧種(平成12年・大阪府のレッドデータブックより)。

田口先生が飼育されている両生類モリアオガエル。眼の虹彩がオレンジ色。 飼育箱の壁に張り付いているので吸盤が確認できる。

シュレーゲルアオガエル。名前から推測すると外来種に思えるが在来種である。眼の虹彩が金色。

ヤモリの卵。

アオダイショウに触れる受講生。「蛇とのふれあい初体験。思ったよりソフトな肌ざわり、何でもやってみることにします!」

カエルが餌を食べる様子を観察する。 

 サンショウウオについての講義は、クイズ形式で行われた。3択問題に手を挙げて答える受講生。「オオサンショウウオにこれだけ集中させてもらったのは初めてで、大変興味深かったです。」

ご自身のライフワークである、オオサンショウウオについて語られる田口先生。

講座終了後、これまでの講座を振り返り、問題点、感想等を出し合う懇談会がもたれた。 
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