タンポポ調査・近畿2005
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三重県実行委員会事務局

代表者:佐野順子

連絡先:〒514−0065 津市河辺町3056−5 佐野順子方

FAX: 059-223-0869

実行委員(2004年1月31日現在)

佐野順子 三重自然誌の会
木原寿代 三重県自然観察指導員連絡会




2005年本調査 協力施設と説明会・観察会のご案内 

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2004年予備調査の結果(PDF ファイル)
写真集(PDF ファイル)
三重県内タンポポ分布図(PDF ファイル)
三重県実行委員会/2004年活動報告








タンポポ調査・近畿2005

 セイヨウタンポポが日本で急速に増えだした1970年代より、近畿地方では大阪をはじめ京都、兵庫、滋賀などの各地で、おもに市民団体によるタンポポの分布調査が盛んに行われてきました。これは、セイヨウタンポポやアカミタンポポといった外来種が、もともと日本に分布する在来種のタンポポとは違って、都市化に伴う土地改変に適応して繁殖することから都市化の程度を現す生物指標として位置づけられたことによります。特に大阪府や滋賀県ではその後も5年あるいは10年毎に調査が継続され、在来種と外来種の分布の変遷をうかがうことができます。

「タンポポ調査・近畿2005」実行委員会 発足
 今回の「タンポポ調査・近畿2005」実行委員会は、《近畿2府5県で一斉に同じ方法で調査を行う》ことによって、近畿地方のタンポポ分布の基礎資料を得るとともに、調査の参加者に身近な自然環境に関心を持ち、その質的な変化に目を向けていただくことを目的として発足しました。2004年春には、2005年の本調査に向けての予備調査として実施が予定されています。 これらの調査で集められたデータは、一旦各府県で集約され、さらに近畿全体でまとめられてホームページ等で報告されます。

雑種問題と今回の調査
 1990年代に入って、これまで外来種だと思われてきたタンポポの中に、外来種と在来種の雑種がかなり含まれていることがわかってきました。この雑種は外来種と同じ繁殖のしかたをし、外観で簡単に外来種と区別をつけることはできません。最近では交雑の繰り返しによって在来種に似た外観を持つ雑種も出現し始めました。  今回の予備調査ではこのような現実を踏まえて、新たなチェック項目を設けるほか、全てのデータに頭花(とタネ)の添付を義務づけ、花粉検定を行うなどして種類の検討を行い、本調査に向けての準備をします。

タンポポ調査にご参加下さい
 この調査は広く市民に呼びかけ、だれでもご参加いただけます。折れば封筒が作れるような案内チラシを配布しますので、タンポポを探してチラシに印刷した調査用紙に必要事項を記入し、頭花とあれば同一株のタネを採取して同封の上、団体の代表者にお渡しいただくか、切手を貼って県内の実行委員会事務局に送付してください。


  三重県での 本調査 協力施設と説明会・観察会のご案内


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  三重県での 予備調査・説明会日程(終了しました)
  三重県での タンポポの見分け方
   調査票の 書き方とサンプル採取の要点
  三重県内の メッシュコード検索地図
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