第13回・森林土壌  (2007.7.11.)

講座内容 森林土壌の役割に関する室内講義とと土壌調査の実際
講   師 伊藤孝美先生(大阪府環境農林水産総合研究所・食とみどり技術センター研究員)
       田渕武夫先生(富田林の自然を守る会代表、保全協会理事)
場   所 奥の谷(富田林市彼方・富田林の自然を守る会活動地)



樹木の生育と森林土壌の関係についての講義(伊藤先生)。


土壌調査の実習:富田林市奥の谷雑木林の斜面に穴を掘る
幅60cm深さ1mの穴を掘るのは大変。


土壌断面を観察するため、掘った穴の壁面を整える。伊藤先生からやり方の説明を受ける。
最上層の腐葉土をくずさないように注意しながらへらで土壌断面の凸凹を丁寧にならす。



土壌断面を良く見て、スケッチ。



標準土色帳と比べて、土の色を判定。
土色から土壌型や腐植の量などを推定する。



この土壌断面調査から読み取れることは何?
腐植の層はわずか。下の層は粘土質、砂も結構多いな、と伊藤先生。

目次へもどる / 次へ