巡回写真展「夢洲の生きものたちの記録」

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巡回写真展「夢洲の生きものたちの記録」

私たちは、夢洲が生物多様性豊かな場所であったことを多くの方に知ってもらいたいと思っています。
夢洲での3年余りの生きもの調査の際、記録として、あるいは、種の同定のために、たくさんの動画や写真を撮影しました。
それらの写真は、芸術的なものではありませんが、夢洲の生きものたちの実際の姿が記録されています。
ぜひみなさんに見ていただきたいと思い、各地で巡回展をしています。
ぜひ、足を運んで、実際の写真をごらんください。
また、このような展覧会を開催してくださる施設がございましたら、ぜひご紹介ください。全国どこでもご相談ください。
→yumeshima(@ )nature.or.jp (@)を半角の@に変換してメール送信してください。

以下の写真は、万博記念公園(大阪千里)の写真展風景です。(2023.11.21)

 

 

 

★巡回展日程★

<終了しました>大阪市立東淀川図書館(ミニ展示) 2023年6月~7月 
      会期:42日間 来館者数:25,060名 

<終了しました>きしわだ自然資料館共催・写真展 2023年9月9日~10月1日
 →きしわだ自然資料館・写真展チラシ 写真展の主旨などが掲載されています。
 →会場風景写真 実際の会場風景の記録写真です。
   会期:17日間 来館者数:1,266名

<終了しました>万博記念公園自然観察館実習室・写真展 2023年11月21日から12月5日まで
 (クリックすると、チラシがダウンロードできます)
   会期:15日間 来館者数:6,341名

<終了しました>阪市立阿倍野図書館(ミニ展示)2023年12月22日から2024年1月17日まで
   会期:18日間 来館者数:14,700名

・大阪市立東淀川図書館(ミニ展示)2024年2月6日から3月31日まで <開催中>
 →東淀川図書館のお知らせ
 ◆3月9日午後、コアジサシの紙芝居の上演もあります。

・和歌山県立自然博物館主催・企画展 「夢洲の生きものたちの記録」2024年2月17日から4月7日まで <開催中>
 →和歌山県立自然博物館企画展のおしらせ

・大阪市立東住吉図書館(ミニミニ展示)2024年3月22日から4月17日まで

・天王寺動物園・合同写真展 2024年5月11日(土)から5月19日(日)まで

ごあいさつ・・・・・

 夢洲は、EXPO2025の開催が予定されている人工島で、大阪市のベイエリアにあります。すぐ近くの南港野鳥園とともに、大阪府の「生物多様性ホットスポットAランク」に指定されています。私たちは、2019年から、ここ夢洲には実際どのくらいの生きものがいるのか、港湾局に入場許可をもらい、生きもの調査をすることにしました。
 40年前に埋め立てが始ったこの「夢洲」では、埋め立てが進むと次第に草が生え、昆虫が棲み、鳥が集い、多様な生態系が生まれていました。私たちの3年あまりの調査で確認した鳥類は113種。そのうち、レッドリスト(絶滅の恐れのある生物のリスト)掲載種は51種になります。(この調査結果は、「市民からの環境アセスメント」として、公開しています。)

  大阪湾沿岸の自然は近世から現代にわたり失われ続けてきましたが、夢洲では浚渫土を海水で吸い上げて流し込んでいたため、広々とした塩性湿地が生まれていました。夢洲の多くの命を支えていたのは、万博予定エリアにあるこの塩性湿地とその一角のヨシ原で、注目すべき種はほとんどこの付近にいました。
  夢洲は、シギ・チドリ・カモなど国境をまたいで何千キロもの旅をする野鳥にとっては翼を休め、ゆっくり栄養と休息をとる場所であり、猛禽類にとっては命を維持するための狩りの場所、コアジサシやセイタカシギ、シロチドリやセッカ・ヒバリなど小さな鳥たちにとっては、繁殖と子育ての場所になっていました。
 2022年、昆明モントリオール国際会議で、水域・陸域のそれぞれ30%を自然に戻すことが採択されました。私たちは、万博後の夢洲に再びこの豊かな自然を再興し、大阪湾全体の自然の豊かさを取り戻すきっかけになることを願っています。
    (大阪自然環境保全協会会長 夏原由博)


(写真は2019年11月29日撮影)

はじめに・・・・

 はじめて夢洲に入ったとき、まず驚いたのは、自分の足で地面に立っているのに六甲・生駒・関空・淡路島・・・と360度、全方向が見渡せる、ということ。そして、どこまでも続く冬枯れの地面。こんなところに生きものがいるのか?と思った瞬間、目に飛び込んできたのは池に浮かぶ数千羽のカモたち。広すぎて、遠すぎて、多すぎて、数などとても数えられない!これほどの数の水鳥を、自分自身が「一目で見る」という珍しい体験に、心底圧倒されたことを覚えています。
 夢洲には100回以上通いましたが、行くたびになにかしら新しい生きものと出会い、時には食う食われるのドラマに遭遇し、大自然の営みの一端を覗き見ているようでした。
 ここに展示した写真は、調査のために記録した写真や動画の一部です。写真としての芸術性や美しさは不足しているかと思いますが、大阪という大都市の片隅で、こんなにたくさんの生きものたちが生き生きと存在していたことを知っていただきたくて、選びました。 「ぺんぺん草しかはえていないゴミの島」というキャッチフレーズとはずいぶんかけ離れたこの「野生の楽園」の実際の姿をご覧ください。現在はほとんどが工事でいなくなっていますが、環境さえ整えれば、再びこの島にはこれだけの自然が生まれる可能性があることを知っていただけたらうれしいです。
     (大阪自然環境保全協会 夢洲生きもの調査グループ 撮影:磯上 慶子・小野 款司・加賀 まゆみ ほか  構成:加賀 まゆみ)

写真作品の一部ご紹介

   

   

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