大阪市生物多様性地域戦略策定に対する要望
大阪市生物多様性地域戦略策定に対する要望
2017年6月16日、全国の政令指定20都市の中で「生物多様性地域戦略」未策定の5市に入っている大阪市が、同戦略の策定を市環境審議会に諮問しており、当協会は6月、策定に関する要望書を、吉村市長や環境審議会会長、同生物多様性部会各委員に提出しました。
要望書では、
1.生物多様性の「実態把握」と「行動計画」策定を官民学連携・協働によって取り組み、そのための協働・連携による「体制づくり」を進めていくことを明記すること
2.地域戦略の目標など「定めるべき要件」を明記した戦略とすること
―などを求め、生物多様性・自然環境資源として約60地点・エリアを具体的に記載した資料とともに、要望しています。
→ 要望書本文は、こちら(PDF 8ページ)
その後、生物多様性部会が開かれ、大阪市より『(仮称)生物多様性大阪戦略[たたき台]』が提示され、部会審議では委員の皆様からご意見が出されました。これに対して当協会は9月、先の6月16日付要望について再度要望し、新たに『(仮称)生物多様性大阪戦略[たたき台]』に関する要望書を追加提出しました。
→ 追加要望書本文は、こちら(PDF 7ページ)
その後、大阪市より『(仮称)大阪市生物多様性戦略[中間報告]』が提示され、環境審議会では委員の皆様から、また11月19日のシンポジウムでは市民の方々から、様々なご意見が出されました。「戦略」は生物多様性部会、審議会などを経て答申される運びですが、当協会は、国内第2の都市にふさわしいものとするため、さらに以下「要望III」を提出しました。
→ 追加要望書III本文は、こちら(PDF 2ページ)
その後、大阪市より「大阪市生物多様性戦略(案)」へのパブリックコメントの募集がありましたので、コメントを提出しました。
→ 協会のコメントはこちら(PDF 5ページ)
ご取材は、当協会の生物多様性推進委員会へ。