1.理事会の種類 2003(平成15)年度9月定例理事会
2.招集年月日 2003年(平成15年)9月19日(金)
3.開催場所 協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)
4.開催日時 2003年(平成15年)9月26日(金)
5.理事総数 18名(出席12名、委任5名、欠席1名)
6.出席者氏名
<理事>高田直俊、佐藤治雄、岡秀郎、金谷薫、木村進、河野雄一、小林正知、新保満子、常俊容子、藤家順、前田弘寿、米道綱夫 (委任)木下陸男、柴田利彦、高畠耕一郎、夏原由博、野田奏栄 <監事>欠席 <司会>前田弘寿 <書記>小林正知 <事務局>岡秀郎
7.議事の経過要領及び結果
1)議長 高田直俊
議事録署名人 新保満子、岡秀郎
2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果
T.事業報告および了承事項
第1号議案 各部の活動報告など(各部長)
(1)総務・編集部(佐藤):9月16日部会開催
ホームページ委員会、「都市と自然」編集会議、財政会議(9月8日)について報告した。
(2)普及部(金谷):9月24日、部会開催
ボランティアフェスティバル(10月19日)の企画案、担当理事制の担当配置について報告した。
(3)自然保護・調査研究部(代理:米道)
恩智川治水工事の池島1期工事が、カワセミ楽会や東大阪市民環境会議が提案した計画どおりに実施されていないため、同会や日本野鳥の会大阪支部など関係団体のメンバーと現地を視察した。約40haを野鳥園として整備していくよう行政に訴えていく。10月4日には池島高校で会合を開く。
(4)事業部
特になし
第2号議案 2003年度野生シカ糞粒調査(金谷)
大阪府が継続している野生シカ生息調査の糞粒調査を、昨年度に続いて受託することになった。 実際の作業は11月ごろから始める予定。
第3号議案 環境保全・環境教育の推進に関する意見交換会(事務局)
「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」が成立したため、環境省・近畿地区環境対策調査官事務所が9月1日、環境保全団体や企業などに呼びかけて意見交換会を開催し、事務局長が出席した。 自発的な保全活動や教育を支援していくという内容だが、まだ具体的な実施要領が決まっておらず、今後の動きを見ていく必要がある。 ただ、こうした分野の動きを加速させる可能性は持っている。
第4号議案 淀川水系河川整備計画素案に関する意見提出(高 田)
近畿地方整備局が淀川水系流域委員会に提示した淀川水系河川整備計画素案(第2稿)について、9月2日に開催された同委員会猪名川部会で意見を述べ、意見書を提出した。 おもな内容は、@猪名川上流部の治水上、銀橋の狭窄部を開削すべきである、A余野川ダムの建設より堤防の強化などの総合治水を優先すべきである――など。
第5号議案 堺南部丘陵の地域振興と自然環境を考える会(高田、佐藤)
3回目の会合が9月4日に開かれ、鉢ヶ峯の自然を守る会が保全の構想を、また保全協会が里山保全活動の実績などを説明した。里山保全活動で市民が山に入ることに関して、地元の出席者は歓迎という感想をのべた。
U.承認事項
第6号議案 理事会議事録(事務局)
第7号議案 現勢・新入退会者(事務局)
9月度の現勢報告書のうち新入退会者を承認したが、現金預金残高は、事務局の資料作成が間に合わず、10月理事会での報告に繰り延べた。 9月26日現在の会員数は下記の通り。
正会員 |
430人 |
協力会員 |
744人 |
賛助会員 |
0人 |
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合計 |
1174人 |
(別に会費切れ431人) |
第8号議案 収支・会計(事務局)
4月1日から8月31日までの収支・会計(予算管理月報)を承認した。
第9号議案 環瀬戸内海再生フォーラムin大阪の名義協賛<事後承認>(事務局)
環瀬戸内海会議(愛媛県今治市)が10月11日、大阪で標記のフォーラムを開催し、瀬戸内法の実効ある改正をアピールするが、その名義協賛の依頼があったため事務局長が判断し協賛を許可したもので、これを事後承認した。
第10号議案 大阪狭山市植物調査業務の受託(事務局)
大阪狭山市より、市内全域を対象とした植物調査の依頼を受け、受託することを承認した。 10月から2004年3月末にかけて、現存相観植生図の作成、植物相調査、植生調査、保存樹木調査、重要樹林調査などを行う。
V.討議事項
1.財政会議(9月8日)について(金 谷)
財政会議(会長・副会長・各部部長+総務部理事、事務局)で今年度の財政について検討した結果、現状では、会費、講師派遣事業、受託事業は各予算収入を上回る見込みだが、調査研究事業が予算収入に達する見込みがなく、全体の収支は支出超過の当初予算程度となり、厳しい状況が続いている。
2.大阪府環境NGO/NPOネットワーク会議(仮称)への参画について(岡)
同会議の取り組み・運営について、また保全協会としてどのようにかかわっていくのかについて、まだ明確になっていないため、今後の準備会の内容を踏まえてさらに協議することとした。
IV.理事の活動紹介/その他
1.吹田市・日本生命社有地のキツネの保護について(高畠(代理:岡))
日本生命(不動産部)と、NPO法人すいた市民環境会議、吹田自然観察会がキツネの生息状況調査に関する確認書を作成中で、その修正内容について検討した。 内容の検討は前回理事会でも行っており、特に意見はなかった。
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