理事会議事録

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 ■ 社団法人 大阪自然環境保全協会 2003年度8月理事会議事録

1.理事会の種類  2003年度(平成15年度)8月定例理事会

2.招集年月日   2003年(平成15年)8月22日(金)

3.開催場所    協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)

4.開催日時    2003年(平成15年)8月29日(金)

5.理事総数    18名(出席10名、委任8名)

6.出席者氏名
 <理事>高田直俊、佐藤治推、岡秀郎、金谷薫、木村進、新保満子、高畠耕一郎、夏原由博、藤家順、米道綱夫   (委任)木下陸男、垣井清澄、河野雄一、小林正知、柴田利彦、常俊容子、野田奏栄、前田弘寿
 <司会>夏原由博  <書記>新保満子  <監事>欠席  <事務局>岡秀郎

7.議事の経過要領及び結果

  1)議長 高田直俊
    議事録署名人 新保満子、岡秀郎

  2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

   T.事業報告および了承事項

    第1号議案  各部の活動報告など(各部長)

    (1)総務・編集部(佐藤):8月19日部会開催
     1)協力会員・K氏からの理事会に対する意見書に応え、総会における協力会員等の発言に関する理事会の判断について、「都市と自然」9月号に掲載することとし、理事会の承認を求める。理事会の判断は、総会の議案審議において発言できるのは正会員に限る、というもの。
     2)大阪市ボランティア情報ネットワーク専門委員会(8月16日)に佐藤が出席した。

    (2)普及部(金谷)
     1)ボランティアフェスティバル(10月19日)の企画は、どんぐり祭り、ブラックバス試食、探鳥会、植物観察会。次回ミーティングは9月24日。
     2)担当理事について、空白のグループについても配置した。
     3)講座訪問として、8月24日にグリーンレンジャー担当のワンドの観案会に参加した。若い会員獲得ための戦略を考えたい。

    (3)自然保護・調査研究部(高畠):8月22日部会開催
     1)近畿一円の自然保護団体の名簿を作るが、そのフォーマットは米道が担当。
     2)地理情報システム学習会を行う計画(後述)。

    (4)事業部(代理・岡):7月17日、部会開催
     スタッフ募集の条件などを詰めて、次回理事会に諮る時期にきている。


    第2号議案  理事会に意見提出した協力会員への回答と関係記事の機関誌掲載(佐藤)

    総会における協力会員等の発言に関する理事会の判断を「都市と自然」9月号に掲載することを承認した。


    第3号議案  淀川水系河川整備計画に関する国土交通省の説明・意見交換会(高田、新保、岡)

  • 保全協会と「関西のダムと水道を考える会」の2団体に対して、国土交通省近畿地方整備局が8月21日午後7時から約3時間、箕面市のグリーンホールで標記の会を開いた。
  • 保全協会などからは、余野川ダムに関する利水、治水の問題点を厳しく指摘したが、整備局側はその中心的な内容について合理的な説明ができず、保全協会などの意見を持ち帰って報告する、とした。


    第4号議案  第11回「どんぐりまつり」開催の概要(高畠)

     今回は10グループが10月12日から11月9日にかけて実施する。新たに、浜寺公園自然の会、泉北自然の会が参加したが、従来の参加グループの一部が参加できず、変遷がみられる。


   U.承認事項

    第5号議案  理事会議事録(事務局)

    7月定例の議事録を4か所修正したうえで承認した。

    第6号議案  現勢・新入退会者(事務局)

    8月度の現勢報告書の承認は、事務局員の突発的な休業のため作成できず、次回理事会に諮ることとした。
    (※参考 7月25日現在の会員数は下記の通り。)

    正会員 424人
    協力会員 715人
    賛助会員 0人

    合計 1139人
    (別に会費切れ451人)
       
    第7号議案  収支・会計(事務局)
    4月1日から7月31日までの収支・会計(予算管理月報)を承認した。
    また、今年度の予算・事業の点検を行うため、会合をもつこととした。

    第8号議案  水と緑の健康都市・都市計画変更に関する公聴会意見陳述の事後承認(岡)
  • 大阪府などが水と緑の健康都市の事業計画を変更するのに伴い、都市計画(対象区域314ha)を変更するため、8月29日、大阪府職員会館で公聴会を開催したもので、岡が保全協会を代表として意見陳述したが、これを事後承認した。
  • 意見の概要は、新たな都市計画案をほぼ全面的に見直し、造成区域は緑地保全地区と第1種低層住宅専用区域、未造成区域は市街化調整区域に逆線引きする区域と緑地保全地区とし、全体を「里山研究・活用モデルゾ−ン」として整備するというもの。
  • この公聴会は前回理事会後に開催を知ったもので、関係理事と協議し、岡を公述人とした。公述人は9人で、開発反対を訴えたのはうち5人だった。
    第9号議案  吹田市・遊歩道選定事業の受託(事務局、野田)
  • 吹田市長の提唱している「花・みどり・水めぐる遊歩道構想」のコースを選定し、そのマップを作成する事業で、これを承認した。
  • 市民参画で実施するのが特徴で、公募した市民委員は調査、ルート検討などに参加する。
  • 予算は約260万円。担当理事は野田。
    第10号議案  GIS(地理情報システム)学習会の実施(夏原=常俊の代理)
  • 自然保護活動を戦略的に行っていくために必要不可欠とみられるGISについて学習会を開くもので、これを承認した。
  • 日時・会場は、12月6日13:30〜17:00、大阪市立総合生涯学習センター(駅前第2ビル内)。
  • 予算は25,000円
    第11号議案  環境フェスティバル21への参加(事務局)
    大阪府などでつくる運営委員会が11月8、9の両日、万博記念公園で開催するものだが、10月19日にボランティアフェスティバルに参加することもあり、スタッフの確保などが難しいとみられることから参加を見合わせることとした。




   V.討議事項

    1.大阪府民環境NGO/NPOネットワーク会議(仮称)への参画について(高畠、岡)
     同ネットワーク会議に参加する方針をもって、高畠、岡が第1回準備会(7月28日)、第2回準備会(8月12日)に出席したが、具体的な活動内容、財政面などが出てきていないため、さらに準備会に出席し、その内容を踏まえて判断することとした。
    2.大阪府シカ保護管理計画について(金谷)
     今年度の大阪府シカ保護管理計画検討会が開かれ保全協会も招請され、農林業被害、捕獲場所、生息環境の整備などについて質問した。シカの保護管理について大きな影響力を持っているのはこの検討会であり、この検討会の動向は重要。現在のところ、被害額1億円の中身や、被害対策の効果などについて、引き続き協会としての独自調査が必要である。


   IV.理事の活動紹介/その他

    1.(高畠)吹田市・日本生命社有地のキツネの保護について
    吹田自然観察会とNPO法人すいた市民環境会議が日本生命と「キツネの生態調査について」と題する確認書を交わす予定で、その文面について討議し、一部を修正した方が良いとの意見が出された。

    2.(米道)7月27、28の両日、ウミガメ観察会を行ったが、3年間連続してウミガメを観察できなかった。

以上  
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